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旧世界より(3)

 引き金を引く勇気を持たない兵士は必要ない。だが、兵士である前に人間ならば引き金を「引かない」という勇気も持たなければならない。そもそも軍属ですらない俺が兵士と名乗るべきではないかもしれないが、兵士だろうと戦士だろうと、人間であることには変わりない。


 一度でも人を殺してしまえば、人を殺めないことは殺めることと同じくらい難しいことになる。特に、俺たちは訓練を受けただけの素人軍団だった。正規の軍隊のような指揮系統はなく、規範も存在しない。そんな俺たちは、常に「殺す」か「殺さないか」という二択を迫られ続けていた。


───その日は、その地では珍しい大粒の雨が降り注いでいた。視界は決して良好とは言えない。


 俺たちの任務は市街地で政府軍の残党の「掃討」だった。大国が表向きに支援する民兵組織が殲滅した敵部隊の生き残りらしき人間が居れば迷わず殺せ、というのが「支援者」からの要請だった。要するに、彼らは便衣兵やゲリラを恐れているが、無関係な市民を殺害してしまった際に国が支援する部隊による「国際法違反」を非難されたくないのだろう。


「ジュンキ、向こうに人影があるぞ」


 隣に立つ同僚、サンドマンが俺に教えてくれた。


「待て、サンドマン。あれはどう見ても子供だろ。そんな警戒する必要あるか?」

「政府軍の連中は少年兵も利用している。小さいからと言って油断するなよ」

「……そうか、分かった」

「爆弾を持って自爆する可能性もある。近づくのも避けた方がいい」


 引き金に指をかけ、いつでも射撃───もとい、射殺できるように準備をする。少しでも怪しい動きを見せれば眉間を撃ち抜けるように、照準は真っ直ぐ人影に向かっていた。


「落ち着け……落ち着け……」


 自分に言い聞かせて、人影の動向を見張る。開きっぱなしにした眼に大粒の目が当たっても、瞬きを堪える。些細な動きも見逃さないように、目線を一切切らさなかった。


───すると、人影は、懐から何かを取り出す動作をした。


「拳銃か……!!」


───パァンッ!!


 俺は引き金を引いた。乾いた音は雨音をも劈き、鋼色の空に木霊した。堪えていた瞬きを、二度三度行った後、前を見るとそこには地面に血を流し、突っ伏している子供の姿があった。


「ジュンキ、確認はしなくていい。次の区画に移るぞ」

「いや、俺が殺したんだ。ちゃんと確認しないと……責任を、果たさないと」


 俺は、自分が撃ち殺した子供の死体を確認する。


「……ッ!!」


 彼女は……俺が命を奪った少女は、銃なんて持っていなかった。武器も、爆弾も、彼女のどこにも見当たらなかった。ただ、その右手には───。


「花、ただの、花───」


 純白の、名前も知らない美しい花が、雨に打たれ、彼女の手から零れ落ち、血に染まっていく。俺は、ただその様子を呆然を見つめていた。


「ジュンキ、お前は悪くない。俺たちはこの国を変えるためにきたんだ。そもそも、あのクソ独裁者が無茶苦茶やらなければこんな事態にならなかったんだ。お前は悪くない、お前は……」

「いい、サンドマン。俺は落ち着いている。……次の区画に向かおう」

「そうは言ってもだな、ジュンキ……」

「ありがとう。本当に大丈夫なんだ……。だって、俺は今まで何人だって人を殺してきた。悪者だなんだって理由を付けてな」

「……それは、クソ独裁者が……!!」

「変わらない。変わらないんだよ。……どんな人間の命にも、価値はつけられない。俺たちは、それを奪ってでも理想を実現しようと、戦い続けているんだ。だから───この戦争は、俺たちが責任を取って終わらせないといけないんだ」


 今思えば、俺はこのまま何者でもない、ただの「人殺し」で終わりたくないだけだったのかもしれない。仮にそうだとすれば……そんな理由で俺は一体、どれだけの罪を重ねてきたのだろうか。俺はこの世界で贖罪を果たせるのだろうか。俺は……どこに向かえばいいのだろう。

以下、ブチギレ野球実況(SNS代わりに使用しているので、マジで作品に何一つ関係の無い便所の落書きです。見ない方がいいですよ)




三点リードのワンアウト満塁で無得点はヤバい、阪神打線怖いよー

おいおい清水大丈夫か、この前も炎上してたし、心配だ

今年のリリーフヤバ過ぎる

ギャー!!!一点差・・・どうすりゃいいの!?

同点、追い疲れちゃった・・・7-0から、7-7・・・どうしてこうなった・・・

なんで復帰初登板の時ビハインドに拘りまくって、しかも失点して勝ちパ剥奪されたように見えた清水をぶっつけ本番で勝ちパに使ったんですか、意味が分かりません

一樹、二年目で監督として成長してくれると思ったけど去年より劣化してるからちょっと・・・もう一年監督やって欲しいとは思えない、悲しいけど

嶋が監督代行するのもなんか嫌だし、どうすればいいんでしょうかね

だだだ代走尾田!?だだだ代打田中!?どういう采配!?だだだ代打バント!?!??えっ、えっえっえっ、で結局2ストライクからヒッティングに切り替えて三振て、本当に何がしたいのこの采配

バント失敗したから次のバッターも代打!?wwwwww凄いですね、あなーた

結局サヨナラホームランで負け、おもんなすぎる

野球おもんねーわ、フットボール見ようぜ、もしくはNBAプレイオフやってるし今

はーゴミゴミ、しらねーわもう

7-0から負けるの、野球の神様どころかスポーツの神様への冒涜だからね

カスがよ

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