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通常運転ですがなにか?  作者: 名城ゆうき
第一章:今日から同居します(一日目)
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⑰それぞれの呼び方

「ごめんなさい、うちの愚弟が調子に乗ってたのでつい手が出ました。失礼しました(周りの様子に気づいて慌てて頭を下げる常葉)」

「いやいや、いいよ? 仲がいいとじゃれあうこともあるよね(くすくす笑いながら一実と常葉を見る譲)」

「あ、えと、じゅ、重々、気をつけることに、す、すするよ。呼び方。(青い顔をしながら言う修)」

「……ちゃん付けでは呼ぶなってことだな(呆れた顔で常葉を見る祐)」

「えーっと、だから、とりあえず、さっきの呼び方はしないようにするからね、凌(申し訳なさそうにする常葉)」

「それはよろしくお願いするよ(にっこり笑う凌)」

「……(― あ、さっきの『しのぐん』も禁句っぽいんだ? ―凌の表情を見て察する一実)」


「ということで、各自呼ばれ方にちょっと抵抗がありそうなら一応聞きたいんで、ダメだったら言ってください。


……凌……はさっき聞いたけど(凌を見て目で確認する)」

「いいよ(首を傾げながら笑う凌)」

「祐」

「……構わない(溜息をつきながら言うが、常葉がちょっと心配そうな顔したので首を振る祐)いや、それでいい」

「オッケー、あと、修兄」


「ぁっ!!?い、いいです!?「あ、やっぱ修兄さんで(真顔で即言い直す常葉)」


「姉さん、大丈夫?(常葉の肩に手を置く一実)」

「何が? どこもなにも問題ないが?(若干涙目の常葉)」

「え、あの、さっきの、修兄で、いいから!!」

「いえ、始めに頑張んないと無理そうだからと自分本位で馴れ馴れし過ぎたので申し訳ありません」

「いいの! 修兄でいいから! 僕も常葉って呼ぶし馴れ馴れしくないから問題ないからこっちこそごめんね!?」

「……(無言で修を見る常葉)」

「……っ!(はっとして、いつの間にか間近に近づいた常葉の肩から手を放す修)」

「…………じゃあ(顔を上げて修を見てふわりと笑う常葉)


よろしくね、修にぃ」


「あ、うん、よろしく(呆気にとられる修)」

「……(― 姉ちゃんすげぇ ―)」


「…………………………」(目を見開いて常葉を凝視する凌)

「……うわあこいつ大胆(感心した様子の祐)」

「面白い子だなぁ(にやにや笑う譲)」


「で、最後はゆず兄、でいいですか?」


「「「………………!!??」」」(修、祐、凌)

― 姉ちゃん言っちゃったあああああああ!!! ―(一実)


「……っく、いいよ。その呼び方で。(笑いを抑えながら言う譲)」


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