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通常運転ですがなにか?  作者: 名城ゆうき
第一章:今日から同居します(一日目)
22/30

⑭呼び方2

「デハデハ参ろうか(薄ら笑いを浮かべながら誰ともなくに声をかける常葉)」

「え、あ、ごめんね、い、行こうか。こっち、だよ(はっとして常葉達を見る修)」

「………………………(ちらりと常葉達を見る凌)」

「お願いしますー(― やべぇ姉さんダメージ大きい?! 薄ら笑いなんて浮かべて―と歩き出した修の後ろに続き足を進めながらちらりと常葉を見る)」

「………ぼそり……だが、兄弟仲はなかなか良好で馳走ではあった(うむ、とうなづき気を取り直す常葉)」

「や、意味わかんねうちの姉さん」

「あ、ちなみにベーコンレタスという意味ではなく、兄弟仲がいいのって和むよねって話!(力説する常葉)」

「え、なにそれよくわかんね。ベーコン?」

「ああ、それも興味あるならググれ」

「またソレ?」

「それより……凌って呼んでいいかな?(後ろから歩いていた凌に振り返る常葉。修の時の失敗を元に、断りを一度入れる)」

「…………(無表情でちらりと常葉を見る凌)」

「なんかさ、私君付けはむずかゆくて使うのためらっちゃうんだけど、駄目かな?(にっこり笑いながら凌を見る)」

「………………………………わかった(前を向く凌)」

「ありがとー」

「あ、じゃあ俺も凌って呼ぶ……(便乗して一実も声をかける)」


ピタッ


「お前も呼び捨て?(怪訝な視線を一実に向ける凌)」

「……(絶句する一実、常葉を見る)」

「……(一実を見て首を振り、ぽんっと肩に手を置く)」

「……こら凌。一実君、一応年上なんだからね」

「……ああ、そうだった?(修の言葉に溜息をつきながら一実を見る)でも俺は『兄さん』呼びはしないから、悪いけど」

「あ、だったら私も呼び捨てにするの?(自分を指さしながら首を傾げる常葉)」

「………(常葉を見る凌)」

「………(ちょっと心配そうに凌と常葉を交互に見る修)」

「………(若干凹んだ一実)」

「……えと、どうかな凌は?私もなんでもいいよ?」

「…………(常葉をしばらく見つめ、ゆっくりと口の端を上げて微笑む凌)


……常葉、姉ちゃん?」




凍りつく面々。



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