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通常運転ですがなにか?  作者: 名城ゆうき
第一章:今日から同居します(一日目)
21/30

⑬正式に四男とも挨拶終了

「じゃあ……案内するよ(ドアを開けて後ろを振り返る修)」


「姉さん俺がやっぱ持つよ、だから元気出せって(お盆を掴む一実)」

「何を言う。お前私がこのくらい持てないとでも思ってんのかなめんなよ。……つーかそんな落ち込んでねーし(お盆を掴んだまま目を細める常葉)」

「こんな時は力仕事は男に譲れって」

「なめんな」

「えー、じゃあ姉さんはこの台拭き代わりに持っていいから……」

「あ゛あ゛?」

「……(― うっわちょっと怖い ―)もー仕方ないな」

「じゃあ持ってけドロボー(投げやりにお盆を差し出す常葉)」

「……うん(― 渡すんかーい。つか始めから譲れよな ―と、半笑いする一実)」


「……大丈夫?(タイミングを見計らって声をかける修)」

「はい、準備万端(言いつつなんだかだるそうにする常葉)」

「あ、大丈夫(慌てて常葉に続き部屋の外に出る一実)」


「………お宅ら、だれ?(眠そうな目をこすりながらぼうっとした様子で常葉と一実を見る少年――凌)」


「あ、少年起きた!(凌をまじまじと見る常葉)」

「ほんとだ(一実も同じく凌を見る)」

「てか、この人だけ挨拶しそびれてた。常葉です、こっちは一実」

「………………………(黙ったままぼうっとする凌)」

「………………………(とりあえず様子を見る修)」

「よろしく、あ、ちなみにここ俺の部屋(あごでドアの後ろを指す一実)」

「正面のそこの部屋が私の部屋になりましたー(ちょうど凌の横にある障子を手で示す常葉)」

「………………………そう。オレは凌(短く言うと修の方を向き、そして一実の持ってるお盆を見る)……ふぅん」

「あぁ、凌の分は……今から二人を台所に案内するところだから、その時に用意するから待ってて(慌てて言う修)」

「うん(こくりとうなづく凌)」

「今日は新鮮な果物沢山あったからフルーツタルトにしたよ(ふわりと笑う修)」

「修兄ありがと、楽しみ(目元を緩める凌)」


「「………………………(二人のやりとりを黙って聞いてからお互いの顔見る常葉と一実)」」


― うっわ自然の笑顔というか修兄、流暢にしゃべれるじゃん。姉ちゃん落ち込むんじゃ…… ―(若干気になり常葉を見る一実)

― きらきらしいわ。無駄に美形、目に痛い、萎れる、ブルーライト ―(真顔で目頭を押さえる常葉)





一実は勘違いして泣きかけてるのではと、姉の様子を見ているのであった。

そして美形に対して手を目に当てる結構失礼な常葉。若干目が痛くて涙目になりかけてはいた。


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