第2話
授業が終わりぞろぞろと皆ご飯の時間を
始めようとしていた。ご飯を食べてもすぐに
お腹が空く穂乃佳にとっては待ちに待った時間だった。
「穂乃佳ちゃん!一緒にご飯食べよー!」
「いいよ!……あっ、、」
「どうしたの?」
突然鞄の中を見るなり
肩を落としガッカリとした表情で穂乃果は言った
「今日、お弁当忘れてきちゃった…」
「えっ…!それなら、購買に行く?」
「私が忘れてきたことだから!恵ちゃんは待ってて!」
教室から出て購買に行く穂乃佳は小走りになっていた。
──
何とか穂乃佳が購買に着くと2つ、パンが売っているだけで
飲み物もお茶しかなくパンは[豆パン]と[チョコパン]だけだった。
変な残り方するんだなぁと思いつつ穂乃佳は自分の好物でもある
チョコパンを手に取った。すると──
「ねぇ、そのパン俺のだから勝手に取らないでくれる?」
突然、頭上から声が聞こえた
それも結構高い位置から。
後ろに振り返り声のした方に顔を上げるとそこには
校内ではモッテモテのイケメン野郎で性格がクソ悪いと
噂の [片山 柊華]が立っていた。
余りにも突然の事で話しかけられている事を
忘れてしまっていた穂乃佳はふと我に返り
「あっ、、すみません、どうぞ。」
チョコパン食べたかったなという気持ちがあったが
仕方ないと思い差し出したのだが
無言でひったくるかのようにパンは穂乃佳の手を離れていき
何も言わずに立ち去って言った。
本当に噂通りの人だなと思ったがチョコパンは
居なくなってしまったので穂乃佳はしぶしぶ
豆パンを手に取り恵ちゃんが待つ教室へと向かった。
──
好きでもない豆パンを持ってきた穂乃佳に恵は
「豆パンしか売ってなかったの?」
「あー、うん。そう、豆パンしか売ってなかった」
穂乃佳は1回下を見てから言った。




