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スキャンダルアイドル  作者: 秋元智也
30/55

30話

いつも下ばっかり弄っていたからここはあまり開発されていなかった。


ピンッと勃った乳首を指で弾くと涼が身体を震わせた。


「これからはこっちも触ってやろうか?」

「こんなところッ…あっ、やめてっ…なんか変だからっ、あっ…」

「感じてるんだろ?」


先端をクニクニと潰すように揉むとさっきまで萎えていたちんこがムクッ

と起き上がってきた。


「やめっ…もう、離してっ…んっ、アッっ…」

「大丈夫だって、もう入れないから…。まぁ、入れて欲しいって言えば

 別だけど?」


意地悪するように乳首ばかりを責め立てた。



あの撮影の時、触れた女性の身体は柔らかくて、暖かかった。

肌も男みたいに固くない。

触れてて気持ちがいいと思ってしまった。


でも、撮影中にスタッフの人が『あ!俺…勃っちゃったし、すまん。』と

一言いってトイレへと駆け込んだ。

『涼くん、すごいね〜自分の感情をコントロールできるなんてさ〜』言われ

た事の意味をまだ理解していなかった。


撮影された映像を見返して、気づいてしまった。

角度もいろいろ工夫したおかげで、何もしていない、ただ肌を触れさせただけ

なのに、ちゃんとセックスしているかのように見えた。


それを見てなお、反応はしなかった。


 (アレ?俺は…前からこんなだっけ?)


綺麗な女優さんで抜いた事はあった。過去はあったのだ。

でも、最近は?

自分では一回も抜いていない。

抜かなくてもいつもイカされてわけがわからなくなるので自分ではシテない事

に気付かされた。


自分は一体どっちだ?

抱きたいのか?それとも…抱かれたいのか?

男にイカされる…それが当たり前になってしまったせいで、忘れていた。

自分の身体はどっちを求めているのか…。


車に乗っていると怜から今日の撮影の話がでた。

股間を弄られるのはいつもの事で、イカされるまでやめないのだろう。

なら、いっそ…俺からやってみよう。

いつもみたいに命令される前に俺から求めたら、怜はどうする?


飽きてしまう?

それでも…俺を抱くのか?


答えは重い腰の鈍痛と共に思い知らされた。

葡萄の味が口一杯に広がった。

それと同じくらい怜の味もする…。

気持ちいい…こんな事を思うのは俺が変になってしまったからだろうか?


乳首を吸われると気持ちがいい。

最初はくすぐったかったが、今はジンジンして感じてしまう。

指でつねられたり爪で押し込まれると腰がウズウズとしてくる。


ぷっくりと膨らんでピンッと先端が張ってきている。


男の胸はひらぺったくてあまり触り心地のいいものでもないのに…どうして

触ってくれるの?


それも、嫌がらせなの?怜…。


分からない事だらけで頭が追いつかない。

今だけは触って欲しい。

飽きられてもいいから、このまま…しばらくこのままで…。




乳首ばかりを弄られて我慢出来ず、涼は自分のちんこを握るともう片方の手で

尻の中を自分で煽っていた。


「おい、ちんこと尻も弄ってる姿なんて、マジでエロ過ぎだろ?」

「全部気持ちいいのぉ〜腰痛いのに…止まらない〜ィッ…!」


怜の指が乳首を強く握ったあと、尻の中に入ってくる。

もう入れないって言ったのに…。

前立腺をわざとぐいぐい押してくる。

快楽の波が湧いては消え、湧いては消えを繰り返す。

治るとまた、ぐいぐいと押し込む。


怜の舌がザラザラして胸が、熱い。

ガブっと歯が当たると身体に電気が走ったみたいに全身が痙攣した。

それを見越してか、ナカで前立腺をグイッと引っ掻く。


「あぁぁあああっぁぁ!!」


高い声が悲鳴の如く紡がれると勢いよく熱を弾けさせ、果てたのだった。


もう、指一本動かない事に少し満足していた。

口に運ばれるフルーツを嚥下すると眠たくなってきた。


「起きたら食事行くからな?」


怜の言葉も遠のいていく気がする。

今は、このまま近くに温もりを感じて眠りたかった。

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