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探偵アケチの黙視録  作者: 弐乃
落ちる警官
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フミヨの御伽噺9 フタバちゃん、お買い物に行く

 ロクロウは恥ずかしさと興奮とに頬を熱くしながら姉の注文の品を選びます。

 店内にいた人がチラチラと自分に視線を送ってくるのを痛いほど感じます。彼らの視線はへばりつくように、自分の短いスカートなスカートから伸びる足、大きく豊かな胸に突き刺さります。


 見てるー みんなあたしを見てるー


 ロクロウの胸は高鳴り、下っ腹の辺りに何か不思議な感覚が膨れ上がります。

 ロクロウはわざと尻を揺さぶるように跳ね上げながら身をかがめます。商品を選ぶフリをしながら、近くにいる男性客の様子を目の端で追います。


 見てる?見えてる?あたしのパンティー


 ロクロウはたっぷり時間をかけて姉の注文した商品を選び、ふと自分の分をまだ選んでいないことに気が付きました。

 ロクロウはアイスクリー厶を選ぶフリをしながら、他の男性客の前に立ちます。

 赤いスカーフを緩め、スクールシャツのボタンを外します。

「ふぅ、熱ぅーい」

 可愛く言ってからアイスを覗き込むフリをして上半身を屈めます。


 どう?気になる?フタバのおっぱい


 同時に尻を愛嬌たっぷりの大型犬のように振ります。


 見える?見てもいいよ?フタバのお尻


 ロクロウはたっぷり5分以上もそのポーズを続け、男性客の視線を釘付けにし、そのハートを鷲掴みにしてやりました。

 店内の客がみんな買い物を済ませ出ていってしまったので、ロクロウはつまらなくなり、品物を入れたカゴを持ってレジに行きました。

 レジにいた店員は大学生くらいのお兄さんです。ロクロウはフタバちゃんスマイルとフタバちゃんステップをお見舞いして、レジのお兄さんをメロメロにしてやりました。

 お兄さんはもう鼻息を荒くしながらフタバちゃんの胸元とスカートを舐め回すように眺めていました。お陰で頭がボウッとしていたのでしょう。お釣りを十円間違えていたほどです。

 鼻息も荒く、顔を上気させて店を出たフタバちゃんは姉に買い物の袋を渡しました。

「お姉ちゃん、はい、これ」

「サンキュー、フタバちゃん」

 姉はにっこり笑ってロクロウを頭の先から爪先まで眺め回し、その後、ニターリと悪魔のような笑みを浮かべました。

「どうしたの?お姉ちゃん?」

 不思議に思いフタバちゃんが尋ねると、姉は早速キャラメルラテを飲みながら言いました。

「フタバちゃん、お買い物楽しい?」

「うん!楽しい!」

 ロクロウはまだ声替わりをしていません。体つきは柔道家体型でも、裏声はまるで小鳥のように軽やかです。

「そう?またショッピング、したい?」

「したい!したいよぅっ!」

 ロクロウはまだフタバちゃんの声のままで答えます。

「そう?じゃあさ」

 姉の目が三日月のように細く弧を描きます。

「一回五百円ね?あと買い物代はフタバちゃんが出すの。いい?」

「えっ‥」

 ロクロウ少年のお小遣いは月に千円です。お買い物代を考えると月に一回もショッピングに行けません。ロクロウはそこそこ成績もよい子ですので、これくらいの計算はすぐにできるのです。

「でも‥」

 ロクロウはどうしてもまたフタバちゃんに変身してお買い物をしたいのです。でもまだ小学生の自分では自由になるお金も限られています。

 姉はそんなロクロウの心の動きを全て見抜いているのです。

「お年玉を貯めてるでしょ?」

「‥‥」

「別にあたしはどっちでもいいよ?これからもセーラー服を貸してもらって、一緒にお買い物に行きたいんならー ね?」

 実はロクロウ少年は自覚はなかったのですが、この時ロクロウ少年の男性器は、もう破裂寸前まで激しく屹立していたのです。

 ミニスカート越しにロクロクの身体の変化を見て取った姉は、ロクロクが決してこの快楽を拒否できないだろうと見抜いていたのでした。

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