表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
7/14

勝手に採用されたんですけど〜!

「さて。お疲れ様でした。美鈴さん!はい!おめでとうございます!合格!採用です!」

「え?!」

いきなりわけのわからないことを言い出した刹那さん。

「?何のことですか?」

「んもぉーおとぼけですねぇ。美鈴さん!弊社採用です!おめでとうございます!いやぁ自分こう見えて中年なんすね〜。アシスタント欲しかったんですよ!いやぁすばらしい!!」

えー中年にしか見えないよ〜?

てか、え?!

採用ですって何?!どういうこと?!

「刹那さん?あの。私」

「どうしました?大丈夫です!食うに困らせませんよぉ!お休みもちゃーんとあります!

ご安心ください!弊社福利厚生もバッチリですよぉ〜。」

ええぇぇえ。

再就職先ってこと?

びっくりしちゃったほんとに、いきなりなんだもん。

そりゃ今無職だけどさぁ。


「それで!ですね。美鈴さんもお引越ししてくださーい!」

ええええ?!

掃除機を見つめてしまった。

まさか吸われちゃう?!

ヤダー!痛そう!!!

「おやおや?おや?掃除機見てます?美鈴さんはナマモノですので!吸えません!

そうではないですねぇ。

美鈴さんおもしろいこと考えますねぇ。

この家はあまり長く住むのによくありませんので。

幽霊を認識できるようになっちゃったからには、住まないほうがいいということになります。」

さらっとなんか怖いこと言った?刹那さん⋯


「はい!ではでは。大事なものはこの風呂敷に入れてくださーい。」

刹那さんポケットから風呂敷(2枚目)を取り出して、私に渡す。

ええええ?!

いきなりだなぁ。もう。

でも横も下も幽霊ならこの家出たほうがいいよね。

さっきも刹那さん怖いこと言ってたし。

お隣さんもグルだったわけだし⋯。

でもこれから引っ越しとか。費用もかかるし大変なのになぁ⋯⋯はぁ。


「あ!美鈴さん?貴重品や必要なものだけまとめていただければ!あとはやりますのでぇ。

自分!引っ越し業者ですよぉ?ご安心を!

社員の引っ越しなので!⋯今回は!!無料でお引き受けいたしまーす!!」

わぁ⋯⋯便利ぃ〜

でもどこに引っ越すのかなあ?

部屋をまず探さないと。

「刹那さん、引っ越し先を探さないと。わたし、次の部屋きめてませんよ?!」

「ん?言ってませんでした?次のお部屋もう決まっています!

ついでにぃー!こちらの退去手続きも済ませております!

し、か、も、引っ越し先は家具家電付きですので!この際なので古いものは処分できますよぉ〜!」

「ええええ?聞いてませんよ!」

「あー聞かなかったのでぇ〜。弊社お引越しのことなら何でも承っておりますのでぇ〜★」

えええええ⋯。

なんていうこと!!!びっくりなんだけど。

「でもねぇ美鈴さん。あなた次のお部屋は安心なお部屋ですので〜前途洋々ですよぉ」

えぇぇ〜

前途ウヨウヨだよぉ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ