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大学生 Ⅱ
通いつめた毎日で日々健康になっていった
健康と引き換えに、お金がなくなって
しまいには、喫茶店で愚痴をこぼしていた
「本当に、お金ないんですよ
何処かにいいバイト先ないですかね~」
「じゃあ、無理して毎日来なくても···」
「そっ それだけは、勘弁して下さいよ
ここに通ってからは、すこぶる体調も良くて
よく引いていた、風邪も引きませんし
やっと、健康に暮らせるようになったんですから」
「まぁ、健康が一番ですけどね」
コーヒーを飲みながらカウンターを覗くと
グラスを磨く手を止め
呆れた眼差しのマスターと目があった




