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大学生
いつの間にか
人知れずなくなっていた
記憶を消されたように
場所さえ思い出すことが、出来なくなっている
あの味だけが心に残っている
社会人になり、大学生のように
店には行けなくなってから
かれこれ五年···
「あの場所は確かこの辺りだったはずなんだが···」
うろうろと歩き回る
年配の人に聞いてみても
「知らない」という返事だけ
不審がられ、すぐにその場所から離れた
『どうして誰も知らない?
俺の大学時代を支えてくれた、あの喫茶店を···』
いつの間にか
人知れずなくなっていた
記憶を消されたように
場所さえ思い出すことが、出来なくなっている
あの味だけが心に残っている
社会人になり、大学生のように
店には行けなくなってから
かれこれ五年···
「あの場所は確かこの辺りだったはずなんだが···」
うろうろと歩き回る
年配の人に聞いてみても
「知らない」という返事だけ
不審がられ、すぐにその場所から離れた
『どうして誰も知らない?
俺の大学時代を支えてくれた、あの喫茶店を···』