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闇
「えー!!
楓ちゃんが・・・沙耶を・・・」
唖然と椅子から立ち上がり
悪魔を見ている
「どうして?
お葬式に来てくれて
私と一緒に泣いてくれたのに
沙耶は、仲良しだって・・・」
映像が終わり、
冷めたカップを見つめる
寒気が2人を襲う
「楓ちゃんは今・・・」
「では、お見せしましょうか」
トン テーブルをたたく
薄暗いどこかのお店のようだ
「「いらっしゃいませ~」」
派手な露出の多い服、
厚い化粧で違う人みたいだ
「彼女は今、何をしているの?」
「沙耶君を衝動的に殺してしまい
その事を悔やみ続け、仕事も
手に着かず、お金も無くなり
借金をして、そこが悪徳業者で
どんどん増えて、返せきれなくて
稼いだ金は殆ど貰えていない
アルコールで、体を壊して
もっても、あと半年と医者に
言われているよ」
「・・・」




