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帰り道、はなし話  作者: vastum


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「タイムマシン」

「さっきさ」


「うん」


「時計見て思ったんだけど」


「なに」


「時間の話」


「文学?」


「うん」


「ヒント」


「どうぞ」


「未来」


「うん」


「しかも」


「うん」


「機械で行く」


「……」


「分かった?」


「タイムマシン?」


「正解」


「ウェルズ」


「そう」


「時間旅行の話だよね」


「うん」


「未来に行く」


「ねえ」


「なに」


「もしさ」


「うん」


「未来行けたら」


「うん」


「行きたい?」


「少し」


「なんで?」


「見たい」


「何を?」


「世界」


「なるほど」


「そっちは?」


「私は」


「うん」


「少し怖い」


「なんで?」


「戻れないかも」


「確かに」


「ねえ」


「なに」


「未来より」


「うん」


「過去」


「うん」


「どっち行きたい?」


「過去」


「なんで?」


「確認」


「確認?」


「うん」


「本当にそうだったか」


「なるほど」


「……」


「どうしたの」


「ちょっと思った」


「なに」


「この帰り道」


「うん」


「もし十年後」


「うん」


「思い出したら」


「うん」


「どう思うかな」


「難しい」


「答えて」


「うーん」


「うん」


「普通」


「普通?」


「うん」


「でも」


「うん」


「思い出す」


「……」


「それ」


「うん」


「タイムマシンっぽい」


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