表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

3.初実践

「飛べないだろうから今日は特別に送ってやろう

仕事がない時に練習しとけよ」


「福利厚生ぃ!!」


翼の周りが光始め

夜のオフィスに降り立った俺。


その瞬間、耳元で声。


「聞こえるか新人」


金髪天使の声


「うお!?」


「天界支給・念話イヤホンだ」


「Bluetoothイヤホンみたいだな」



いきなり俺の手が光る。


「何これ?」


「新人仮天使の能力は一つ」


「確率を1%だけ上げられる」


「微妙!!」


「99%ダメなことが100回に1回成功する」


「ほぼ意味ねぇじゃねぇか」


田中さんはコピー機の前。


「はぁ…また詰まった」


紙詰まりと格闘している。


金髪天使:

「今だ。やれ」


「どうやって?」


「祈れ」


「アナログ!!」


とりあえず手をかざす。


「…えーと…頑張れコピー機」


光がふわっと出る。


次の瞬間。


ガチャッ

スルッ


紙が完璧に通った。


「え?」


田中さんが固まる。


「直った…?」


そのまま彼女は作業を続ける。


普段ならミスる入力をミスらず

コーヒもこぼすこともなくUSBも一発


「すげぇ…」


「だから言ったろ。1%の奇跡だ」

「人間は一回の成功体験で運の流れはできる」


金髪の天使がが少し誇らしげに言った。


そして深夜1時。


田中さんがふと笑った。


「…今日ちょっといい日かも」


小さい声。


誰にも聞こえない声。


でも――

俺には聞こえた。


胸が少し温かくなった。



  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ