2.09
日本列島の東京都の東京駅の東口にあったが今は名前が変わっている。
しかし、風景は全く銀座とよく似ているのだ。
学校の真後ろなんだがなぁ…
「学校あった日にでも寄って帰るかぁ」
「だねぇー。お金足りるかわかんないけどね…」
「それ思い出させるな…」
「お腹すいたからご飯食べに行こ?」
「そういえば何も食べてなかったなぁ…」
「お腹ペコペコ…」
部屋の鍵を開けて廊下に出ると扉の目の前にエリシアが待っていた。
「お話終わった様子ですね…」
「まぁ…これからご飯食べに行こうと思って…」
「なら、一緒に食べませんか?」
「え?」
「こっちです」
連れてかれるまま、研究室の奥深くまで移動すると、分厚い扉の目の前でエリシアが止まり端末を勝手に操作し始めた。
「嫌な予感…」
「お姉ちゃん予感当たってるかも…」
「嫌な予感??」
エルとルルはこの分厚い扉の向こうに何かあるのかを予感していた。
紫蓮とアリセナはなんの事かさっぱりと分からなかった。
その時、分厚い扉からカチャという鍵が空いたような音がした。
「こちらへどうぞ…」
扉をくぐり抜けて向こう側に出ると、何故かいつの間にか外に出ていた。
その場所はのどかで草原があり、辺りには花が沢山咲いている場所だった。
エリシアに案内されるがまま、巨大な屋敷の目の前まで案内され、中から出てきた使用人に屋敷を案内されながら不思議な食堂に出た。
その間、エルとルルはずっと俺の手を握っていた。
手を水につけたかのように二人とも手汗がやばかった。
目の前に、神々しいオーラを纏ったこの屋敷の主のような人が前の扉から入ってきた。
「お待ちしておりました。紫蓮殿」
「なんで俺の名前を…」
「それはもちろん存じておりますよ」
「どっかでお会いしましたっけ?」
「覚えてないのですか?」
「ええ、まぁ…」
残念そうに少し溜息をつき、紫蓮の左右にいたエルとルルを見て目つきを変えた。
「なぜ貴方達がこんなとこにいるのです!」
「やっぱり降ってきた…」
「相変わらずだから仕方ないよ〜」
「コソコソと喋るんじゃありません!」
「はいはい。嫌な予感的中しててつらいわ…」
「うんうん」
「全く貴女達はいつも…」
大きな溜息をつきながらエルとルルの話を聞いていた。怒ると思ったが何もしてこない。しかし、この三人の関係は未だ分かっていない。
「あの、貴方は誰なんですか?」
「誰と言われましても…人々の名前ならラミエルと呼ばれています。こちら側になりますと、ルシフェルと呼ばれたりします」
「神の雷…」
「よくご存知で、しかし私は彼女達の教育係でしかありませんの」
「嫌でも、二人とも光にはめっちゃ弱いんだが…」
「それは、大半魔族の血が入っているからでしょう」
「魔族????」
「まぁいいです。それよりも折角の料理が冷めてしまうので温かいうちにどうぞ」
目の前の大きなテーブルには沢山の豪華な料理が並んでいた。
紫蓮とアリセナはどれにしようと目移りする中、エルとルルはずっと何も取っていない。
ルルに膝座るか?と聴くといつもはうんと答えるのにも関わらず今日はいいと返されてしまった。
それだけラミエルが怖いのかそれともこの後のことが心配なのか分かっていない。
「うま…神界?なのに地上と同じなんですね」
「ここは神界ではありませんよ? 普通に例の遺跡に管理されている屋敷ですから」
「え、ここ遺跡の中なんですか!」
アリセナが驚きながら聴く。
「ええ、もちろん。貴方達のお母様とは何回もお話しましたよ…もうお茶友としか言えないぐらいに…」
「そ、そんなに…じゃあお母さん知ってたんだ…」
「ええ、もちろん。ここは神界と魔界、それとも妖精界と冥界に行ける場所ですからね。研究材料としての価値は魅力的にあるでしょうね」
ここまで読んでくれてありがとうございます!
先日は感謝です!待っててくれてる人がいるて事が分かって
嬉しかった。
・長い話のあとせいなのか、お腹が空く。
・エリシアに案内されてラミエルと会う。
・エルとルルの教育係?





