2.08
紫蓮が暴走した場合このようなことになるのだろうか、しかしなぜこのようなことになるのかが疑問だったのだが本当の疑問が他にもあった。
「てか、さっきから気づいてたけどなんでアリセナとめっちゃ話せてるん?」
「ん? あーはいこれ」
渡されたのは錠剤だった。
何の薬だろうか…
「まさか…翻訳の薬とか言わないよな…」
「正解だ。まぁ私が作ったわけではないがな」
「母さんが作ったかと思ったわ…」
「それはエルが勝手に作った錠剤だよ。まぁそれのお陰で色々と事情は聞けたけど…」
母さんよりも正解に作り出すのはほんとにエルは天才中の天才なのだろう。
しかし、何故錠剤を作ったのだろう?
寝てる間にしていれば良かったものの…。
「でも、俺が寝てる間に唇奪えばよかっただろ…」
「そ、それは…もうルルが…」
隣にいたルルはその言葉で顔が少し赤くなり紫蓮の腕を抱きしめた。
突然紫蓮が落ち込み出した。ため息を吐きながら…
「マジか〜。ルルならやると思ったがまさかの寝てる間とは……」
「そんなに落ち込むことなのか? マスター」
「当たり前だろ! 俺のファーストキスを!」
「ん……。ファーストキスアリ姉じゃないの?」
アリセナの方を振り返ると突然口笛を吹き始め私は関係ないアピールをしていた。
「覚えてないぞ…」
「うーん。それはもう仕方ない…」
「おいおい」
ツッコミどころが満載だが別に話が通じあってない訳でもない。しかし、嫌な予感がしてきた。
「まさかと思うけどエルもしたのか?」
「なんのことだ……あ、キスの事か」
「ルルがしたならエルもしそうなのだが…」
「ん? ……したけど」
「じゃあ翻訳の薬は?」
「マスターだけど?」
・・・
今までの話が嘘だったのだとすこし、ショックを受けたがなぜ寝てる間にキスされたのに覚えてないのだろうと思ってしまう。
しかし、寝ぼけていたから仕方ないのかもしれない。
エリとルリはこの遺跡にはいないのでキスされる心配はないのだろう。
ルルが突然腕をスリスリしてくるので離そうとしたが逆に引き寄せられそのままスリスリされてしまう。
「じゃ、あとはこれだね」
母さんが白衣のポケットから腕時計のようなものを出してきた。
「なんだこれ…」
「あ、紫蓮はこっち」
皆とは別の黒い色の腕時計のようなもの機械を渡された。
気になって一切に付けると、何かが変わったような気がした。
「皆付けれたみたいだね」
「これは一体…」
「一応魔力をコントロールする機械だけど紫蓮の場合は裏の紫蓮にならないように封印を施してある」
「それ不味いだろ…暗黒出せないやん!」
「出せると思うけど…やってみて」
いつものように構えると何も変哲もない暗黒が出てきた。
影響は全く受けていないらしい。
「どお? 違和感とか感じたりしない?」
「別に問題ない、それよりなんか逆にこいつのこと今よりも制御できそうな気がする…」
「まぁ、元々紫蓮暗い心が作り出した刀だからね。そのことを克服すれば本来の性能を発揮できるかもよ?」
「逆に壊れたりしないよな…」
「するかもね……」
「まじかぁー」
「さて、そろそろ私は研究の方に戻るよ。この遺跡にはかなりの研究材料があるからね」
母さんそのまま立ち上がり、俺達に手を振りながら部屋の外に出ていった。
喉から手が出るような気になる文章が確かに多い。その中でソエログリフを見つけたのは、偶然なのだろうか。
「母さんも大変だなぁ」
「大変だし、私達の面倒見なきゃ行けないから余計に大変だと思うよ?」
「うーん。後でなんか買ってきてあげようかな…」
アリセナと俺は母さんのことをよく知っていると思う。
性格はまぁアリセナに似ているが…
一人で真っ直ぐ突き進む人なのであまり周りを気にしない。唯一の癒しが紫蓮とアリセナなのだろう。
「バーミリオンのチョコなんかどうだ?」
「めっちゃ高級チョコレートやん! そんな金ねーぞ…」
「でも、愛理はよくバーミリオンのチョコレート食べてたぞ?」
「うーん。学校の帰りに見てくるか…」
腕を組んでコクコクと頷くエルはバーミリオンのチョコレートがある場所のマップを、smpで勝手に出した
「はいこれ、専門店の場所」
「ん? てちか…前の銀座かよ…」
「銀座? あーそんなのあったね…」
ここまで読んでくれてありがとうございます!
・寝てる間のキス。
・母からの贈り物
・お返し探し
ほんとにごめんなさい(´;ω;`)
休止してたなんてほんとすみません!
皆が待ってくれてるてことはよくわかってるので1ヶ月たとうとしてたのでそろそろ公開します。
学校で読み返してて続きはよ!になったのは内緒w
なので家帰ってすぐ書きました!
良かったらみてね?
新しい方も結構自身あるので良かったら!





