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2.04

 引っ張られがまま奥に入っていくと開けた空間に辿り着いた。

 目の前の泉から聞き慣れた声が聞こえてくると徐々にその声が近くなっていき紫蓮達に気が付いたのか泉の方にいる彼女らも呼んでこっちに近づいてきた。


「相変わらずだな。マスター。」

「人のこと言えないぞ? 」‘

「それもそうか...。」


くすくすとお互いに笑う所を金髪の聖女さんが不思議な表情でこっちをじっと見つめてきた。

エルに案内されるがまま遺跡の奥に入っていく道中、金髪の聖女さんが気になる発言をしだした。


「エル様は何百いや何千年ぶりの帰還でしょうか? 」

「ん? う〜ん。軽く3万年は言ってるんじゃないの? 」


え....。


エルは二千年もコールドスリープをしていた俺たちとは違って、何年経ってもその姿は変わることがなかった。それが不老不死なのだろう。

不老不死なら尚更3万年はは余裕だと思われる。

孤独でもなかったと言っていたが...実際はどうなのかわかっていない。


「着いたぞ。ここだ。」


30mはあろう石の扉を片手で開けるエル。

どんだけ力持ちなんだと思うがその身体からは、そのようなものはかんじることができないのどだった。

中に入ると、図書館なのだろうか革の表紙出できた本や大きな石碑が置かれていた。床には何ヶ所も見たことがない魔法陣が描かれている。


「エル。まさかと思うがここて...。」

「『神秘の書庫』だよ。」

「やっぱりか...。魔道士と剣術士の聖地と言うべき『神秘の書庫』」

「まぁここはほんの一部分に過ぎないから...。」


と言いながら、木製の本棚の目の前に立ち小声で何か言うと、エルの目の前の本棚が動き始め奥に続く新たな階段が出現した。


「さすが遺跡...。変な仕掛けもあるわけだ。」

「ここは違うぞ? 」

「え? どういう...。」


地下へと続く長い階段の先には、巨大な研修施設があり、多くの科学者たちが目の前をとおりすぎ、その中央で指示を出しているのは母さんだった。


「それは、そこに入れて。あとこのボトルも一緒に、それとこの書類を第2研修室に渡してきて、」

「分かりました! 」

「相変わらず騒がしいなここは、」


エルが先万事て話すと当たりが一瞬静まった。


「おかえり。二人共」

「「ただいま」」


エルと母さんは、話したいことがあるらしく別の部屋に入っていった。

紫蓮と金髪の聖女さんは、待合室のようなところに案内されて、机に出された紅茶を飲んでいた。

ここまで読んでくれてありがとうございます!

・遺跡内でエルに会い衝撃的な事実

・遺跡の地下の研究所へ


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