1.23
「早く早く! 」
てっとアリセナ
「ズボンぐらい履いてきてよ馬鹿‼ 」
下半身をよく見ると、ジャケットにベルトを巻いてスボンを履くのを忘れていた。
自分の部屋に戻り、スボンを履いて1階に戻った。
「これでいいだろ? 」
「うん。」
リビングの方に向かうと、テーブルに朝食がずらっと置かれてきた。
母さんは、キッチンの方で洗い物をしていた。
「おはよう。紫蓮。」
「おはよう。」
テーブルのパンが入っていた箱からパンを取って口に入れると後ろから誰かに引っ張られる感覚があった。
「アリセナ。自分で取ればいいだろ。」
まだ引っ張られている。
「ほら、甘えん坊だなぁ。全く。てあれ? 」
「なんだ? 私は支度をしてただけだが...。」
服を引っ張っていたほうを振り向くと、そこに居たのは、アリセナではなかった。
アリセナとよく似ているが、エルと同じ髪色をしていた。
「紫蓮。いつの間に誘拐してきたの! 」
「してねーよ馬鹿。」
アリセナが驚いても無理ないだろ。
なんたってずっと紫蓮を抱きしめており、全く離れなくなっていたからだ。
勘違いされても仕方ない。
「うるさいなぁ〜。なにしてるんだ〜。マスター。」
眠そうにしながらエルがパジャマ姿のまま降りてきた。
「あ、お姉ちゃん。おはよ」
「なんだ? ルルもう来てたのか? 」
「うん」
知り合いかのように、二人はずっと話していた。
その間、ルルと呼ばれていた少女は、ずっと紫蓮に抱きついたままはなれなかった。
「それで、紫蓮はいつの間にこの子達を誘拐したの? 」
「だからしてない。」
「あんな時間に帰ってきたからなんとも言えないんじゃないの? 」
あんな時間てなんだ?
酒でも飲んだかのように記憶が無くなっていた。
「すまん。帰ってきた記憶ないんだが...。」
「なんだないのか...。あれだけの事をして...。」
エルがじっと紫蓮を睨みつけた。
ルルもいつの間に紫蓮から離れてルルの背中に隠れていた。
「あれだけの事? 」
「ああ、二人をこっちの世界に帰した時マスターは既に気絶していた。アリ姉は気絶してなかったからお前を運んでもらったのさ。」
「あ〜。魔法陣で帰ったのは覚えているが記憶にないな。」
まぁとエル。
「マスター部屋に連れていくと、突然マスターが起き上がりアリ姉の胸を揉み尽くしいていたけどな。」
ここまで読んでくれてありがとうございます
風邪ひいてしまったので、更新あまりできないかもです::
テスト前なのに(´;ω;`)
・日常生活・・・
・記憶の途切れ





