1.21
「紫蓮。これからあの子を蘇らせてあげる。じっくりとそこで見ていて」
怒られると思ったが歓迎するかのように、紫蓮をカプセルの前に立たせた。
カプセルには、やはりアリセナが入っていた。
呼吸をしているのか泡立っているのがわかる。
「なぁ。これは一体どういうことなんだ?
「アリセナを生き返らせる。」
「え? あいつ死んでないだろ? 目の前で生きてるじゃないか。」
紫蓮には、カプセルの中にいるアリセナが生きていると思ったのだろう。
私達は、医者から息を引き取った事を告げられていた。
その時、紫蓮がいなかったから無理もない。
「今肉体の再生を行ってるから生きてるように見えるんじゃないか? 」
「違う。アリセナがこっちをじっと見つめて俺になにか伝えようとしてるんだ。」
両親からは、アリセナは目を閉じたままカプセルの中に入ってるようにしか見えなかった。
「聞こえてるだろ? こんなとこから早く出てこいよ。」
カプセルの中のアリセナが、笑顔を作った途端。カプセルが割れ始めた。
『警告! 警告! カプセル内の異常なまでの温度を検知。これより射殺を行います。』
壁からマシンガンが出てくると、カプセルの中にいるアリセナ目掛けて紫蓮事打った。
しかし、カプセルの中にいたアリセナが突然目を覚ますと、右手に炎を塊を出して背中に当たる寸前だった弾を一瞬で溶かし、壁から出てきたマシンガンを一瞬で溶かしてしまった。
「なに、今の....」
「なんだたんだ。」
アリセナが紫蓮の側に近寄ると、頭を撫でて欲しいかのように濡れた髪をこっちに向けてきた。
撫でてあげると、嬉しそうに笑顔で喜んでいるといつの間にかアリセナの火傷が治り、何もかも元に戻っていた。
「えへへ〜。」
「どういう事なんだ? 」
「うーん。分かんない。」
いつものアリセナになっていて安心した。
だが、さっきの魔法みたいなものは一体なんだったのだろうか。
それからは、荒らした部屋を元通りにしつつ、あの時何が起きたのか聞いた。
「よく分かんないけど...なんか全身が焼けたかのようになって気づいたらいつの間にかカプセルの中にいて、目の前紫蓮がいたて感じかな? 」
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・アリセナの復活
・魔法が発見された日





