1.20
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噴火によって辺りが封鎖されたころ。一人紫蓮は、小学校にいるはずのアリセナを迎えにいった。
学校側は、噴火した時は、ちょうど終礼が終わったときらしい。
校門で辺りを見渡していたアリセナを見つけた走った。
いつものように一緒に帰ろうと。
しかし、アリセナがいるとこまで火砕流が襲った。
あと少しでアリセナを、妹を助けることが出来たはずだ....。
その1時間後。アリセナは紫蓮の目の前で大人達によって救出された。
全身火傷の状態で救急車に乗って両親が付き添いで病院に運ばれて行った。
その時、紫蓮はアリセナがいた場所にずっとしゃがんでいた。
周りの大人達が「もう帰った方が」と言い出すまで紫蓮は、そこにずっと居た。
家に帰って自分の部屋のベットで忘れようとして部屋を荒らした。
机をひっくり返したり、ゲーム機を壊したり、アリセナとの思い出の物まで壊してしまった。
もう何も残っていない。
あいつがいないと...。俺は何も出来ない。
落ち込んで部屋の壁に持たれたまま眠気が襲いかかり、そのまま眠りについた。
夢の中でも今日の事が出てきて永遠にループをし続けた。
何も無い
何も残ってない。
心には穴が‥‥‥。
ガシャン!!という音と共に目を覚ました。
目から涙を流していたが、その気持ちを振り切り、音がした地下室に向かった。
地下室に、こっそりと入ると両親が人のような物を何かのカプセルに入れていた。
「この子に試すしか無いわ。」
「ああ、そうだな。」
カプセルの中に入っている人のような何かに、赤色の液体をカプセルの中に流し込んだ。
すると、カプセル内で暴れ出す。
しかし、それは予想範囲かのように両親は何も反応しなかった。
「あと2本入れてからこれを5本入れて」
母さんが父さんに渡したのは、赤のとは別の液体だった。
青色のようにも見えるが実際には緑に近いだろう。
両方とも父さんがカプセル内に入れると、何も無かったかのように二人は安心しきっていた。
『火傷の皮膚の再生を確認。自動再生で修復を行います。』
部屋からアナウンスかのようなものが流れ始めた。
両親は、ふ〜と息を吐いた。
カプセルの中身が気になった紫蓮は、近づこうとして足元にあるフラスコを蹴ってしまった。
その音に気づいた両親は直ぐに、紫蓮の元に駆け寄ってあることを言った。
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