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1.09

「邪魔するぜ〜。」

「お姉ちゃん。そんな大き声出して部屋に入っちゃ失礼だよ。」

「いいじゃねーかよ別に。て、取り込み中だったか? 」


二人の頭を撫でている紫蓮に聴いてきた。


「あ、いや別に? 2人がして欲しいとか言ってきたからまぁ暇だからさっさと入ってきてくれ...」


誤魔化すかのような言い訳をしながら二人頭から手を離すと、ルルが頭を撫でていた右腕を自分の谷間に押し付けた。


「ふーむ。私の紫蓮取らないで! て言ってるにしか見えないぞ? ルル。」

「さすがエリお姉ちゃん。分かってるね」

「当たり前だ。何年ルルのお姉ちゃんをやってる思うんだ」

「あはは、確かに...」


会話がそこで止まると、生徒会室に居た全員が黙り込んでしまった。

すると部屋のスピーカーからアリセナの声がした。


「現時刻をもって全校生徒決闘の受付を終了とし、今からそれぞれ近くに居る者から順に決闘を申し込んでください。相手を気絶に追い込んで勝った者はグラウンドに集合し再度決闘を申し込んでください。それを順番に繰り返していき最後まで残った者が優勝です。」


 スピーカーから1度声が途切れる。


「というわけでこの間に行動を起こしてない人は襲われるので気おつけてね。」


 スピーカーから何も聞こえなくなった直後床から一般生徒達がぞろぞろと出てきた。


 なんだこいつら...


「あ、言い忘れてたけどこの放送は特別生徒の人にしか聞こえません! また一般生徒は既に始まってますのでその変よろしくお願いします。」

「肝心なとこ忘れるなよ!」


とツッコミたくなるのだが、一般生徒達が次々と襲いかかってきた。

魔法の詠唱をしたり、刃物に力を貯めているのが見えた。

後ろにいるルル達は、既に魔法の詠唱が終わっていた。


「マスターを1番選ぶ馬鹿さんたち。お疲れ様でした。」


ルルが、怖い発言した時には既に校舎の屋上に転移していた。


◆◆◆


 屋上からグランドの方を覗き込んだが、まだ誰1人もいなかったのである。


 あれ? さっきの転移魔法だったのか?


「ん? 違うぞマスター。私が転移魔法を行って、ルリが氷魔法で生徒達を足止め、ルルがマスター自身に自己防衛魔法を付けてただけだが」

「何3人ともそのコンビプレー。怖いんですけど...」

「記憶無くしるのだ。仕方ない。」

「やっぱりそこ覚えてないよね。」

「幼少期のマスター可愛かったなぁ〜。」


 3人の中で1人だけ心配していなかったのは、なにかを思い出していたルルだった。


「そういえば、幼少期の記憶が全く持ってないんだが、ていうより小学生と中学生の時の記憶も」


 3人ともそれを聴くと黙り込んでしまった。

 なにかまずいことを言ったのかな?と思った途端、ルリが不思議なことを言い始めた。


「それはね。紫蓮にとって思い出したくない記憶なの。だから思い出しちゃダメだよ? 」

「そんなに暗い過去なのか...。なら思い出さない方がいいな」

ここまで読んでくれてありがとうございます

・なでなで

・決闘スタートw

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