1.08
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転送装置に乗ってエレベーターホールに行き、突き当たりまで猛スピードで走った。
角を曲がった先に転送装置らしきものを見つけると、好物があったかのように飛びつき、ホログラムの端末を操作して学園前に転移した。
「ま、間に合った〜」
「お、新人相変わらず遅刻魔だな。」
「まぁ色々ありまして...。誰かさんに燃やされたりしましたし。」
生徒会室に入った瞬間チャイムがなり始めギリギリ間に合い全校生徒決闘に出場することができるようになったのだが、猛スピードでここまで来たせいかそうと疲れ果てていた。
「全く朝からイチャイチャしてるからでしょ? 」
「朝からデカい炎で焼いてくる人には言われたくねー!」
「なによ!この浮気者! 」
夫婦喧嘩をするかのようにいがみ合っていると、一足遅れてエルが教室に入ってきた。
「あ、いたいた。」
エルの後ろには、いつものようにルルが着いてきていたのだが、なにかを右手に握りしめながらこっちに来た。
「忘れ物。お姉ちゃんが渡すの忘れてたとか言ってて。朝渡すつもりだったのに...」
暗黒の鞘に入れた状態で紫蓮に刀を渡してきた。
暗黒を右手で受け取ると、暗黒がみるみると右腕も紋章に吸い込まれて行った。
「ありがとな。二人も参加するんだろ? 」
「私は参加しないが? 」
「ですよね〜」
「私は参加するので...そのよろしくお願いします。マスター?」
ルルが突然彼の事をマスターと呼んだ時には、少し焼きもちを焼いていたのかもしれない。
こんな気持ちになるのてルルちゃんと紫蓮見てる時にしかないし..。
紫蓮は、恥ずかしそうに自分のことをマスター呼ばわりするルルの頭を優しく撫でた。
「えへへ〜。頑張っちゃいます。あ、それとお姉ちゃん達も来るみたいです。」
「ん? それ人数的にアウトじゃね? 」
大会資料を見せながらアリセナが説明してくれた。
「アウトじゃないよ? 使い魔の数は無制限だからね。ていうか私も3人使い魔持ってるし..」
「それは、嘘と言ってくれないか? 」
「うーん。どうしようかなぁ〜。頭撫でてくれたら言ってもいいんだよ? 」
こんなにアリセナて欲望に忠実だったか?
すこし、腰をおり紫蓮の顔下から見る角度で言った。
「しゃーねーか」
アリセナの頭を左手で撫でてあげると、アリセナの隣にいたルルが右手を自分の頭に乗せて撫でて言わんばかりの瞳でこっちを見てきた。
同時に左右の手で二人の頭を撫でてあげると、生徒会室の扉が開いた。
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・遅刻する
・いよいよ決戦





