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1.03

「なぁ、ペトラお前ちょーし乗りすぎ」

「紫蓮を、バカにするとよくないですよ? なので私達が始末します。」


と言って、右手の刻印からエリとルリが現れた。


「はぁ、エルに怒られても知らねーぞ? 」

「あ、姉貴に怒られるのはちょっと…。」

「エルお姉ちゃんは、だめ。」


 二人はエルがどれだけ怖いのかめっちゃ恐れていた。


 二人とも遥かにあの二人より強いはずなのに…。


暗黒を構え一旦間合いを詰めるとそのまま一直線にペトラの首を斬った。


「ふぅ、終わり。」


ペトラの身体から血が溢れる。

生々しい首が地面に転がると俺が見た時には既に無くなっていた。


「うーん。足りないかも」

「はぁ、前の時より薄くなってないか? 」

「何勝手に食べてるの? 」


エルがいつの間にか紫蓮たちの目の前に現れた。


「べ、別に食べてないぜ姉貴。」

「エルお姉ちゃんも、以前食べてたじゃん」

「ちょ、ルリ。」


とまぁ言っているとエルがそのまま二人のお腹にグーパンして、一気に吐き出してしまった。


「全く。こいつを食べても美味しくないぞ。ていうかこいつは私たちと同じだから食うなて言ったはずだ」

「「ナニソレ」」


とぼけている二人の額にデコピンすると俺の方に近づいて来た。


「ちょっとそれ貸して。」


エルが指を指したのは暗黒だった。


「いやいや、手放すと多分ぶっ倒れるぞ? 」

「それは問題ない。そいつを離さないとマスターはずっとドーピングしてる状態だからちょっと危ない」

「それならまぁ、仕方ないか」


俺は暗黒を鞘に閉まってエルに渡すと視覚が暗くなり地面に倒れ込んだ。


◆◆◆


 目が覚めると見慣れぬ光景に目を疑った。

 学校にいたはずなのにいつの間にか大都会の真ん中の高層ビルの中にいた。

 高そうなベッドから起き上がると、ベッドの近くに暗黒が机の上に置かれていた。

 部屋は、自分の部屋の何十倍の広さに膨れ上がっていた。


 いやいや、おかしいだろ普通!!


「何変なこと言ってるんだマスター」

「俺こんなとこに住んでなかったぞ? ていうかなんでこんなとこにいるんだ」


さっき寝ていたベッドからエルが起き上がって来て言った。


「あ〜それね。確かここはベリスターウルフていうホテル。確かにマスターの父親が経営してる超高級ホテルだったかな。愛理がそんなこと話してたぞ? 」

「は? 俺には父さんはいないはずだぞ? 」


 部屋の扉から何人の黒スーツの男たちが部屋に入ってきて、その真ん中に灰色のスーツを着た男が俺に近づいてきた。


「久しいな、紫蓮。お前の父さんだぞ?」

「は? 久しいなて言われても俺には記憶がないんだ…。」

「なるほどな。あれだけのことがあれば無理もない。しかし…。」


父さんは、エルをみると突然喋らなくなった。


「あ、私席外すわ。あと頼んだよ。総帥殿」


と言ってエルは何人もいる黒スーツの男の真ん中を通りすぎていった。


「総帥? 父さん。総帥なのか? 」

「ああ、あれは師匠が勝手に言ってるだけだ」

「は? 師匠?? 」

「やっぱり記憶内容だな。お前も小さい時稽古つけてもらってただろ」

「そういえば父さん。アリセナは? ルルとエリとルリは? そして母さんは? 」

「落ち着きなさい。皆無事だ。今は別の部屋でお茶でもしてるよ。」

「なら良かった。でもさ、1番母さんに聞づらい内容の人が目の前にいるから直接聞くけど…。父さん。母さんと喧嘩でもしただろ」


と言った途端。父さんは凍りついたかのように固まってしまった。


ここまで読んでくれてありがとうございます

・ペトラを瞬殺するが...

・父親登場!(いなかったぞ?

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