1.01
こんばんはw
今日は二話投稿です。
今話からEP1に入ります。
引き続きよろしくお願いいたします!
「今のは一体…。」
額を両手で抑えながら暗い顔で紫蓮は言った。恐ろしい物を見たかような顔をしていた。
まだその事が現実ではないと思っているのだろう。
しかし自分の記憶であるため受け止めるしかない。
一部エルの記憶も入っているようだが…。
「それが全てだ。まぁ、幼い時の記憶は元々無かったようだけどね。それとも愛理に消されたかだが」
とエルは、紫蓮の記憶の一部分を元に戻しながら、幼い頃の記憶がないことに疑問を感じていた。
「やっぱりお姉ちゃんが持ってた…。持ってないとか言ってたくせに」
とルルはエルに嫌味を言うように言っていた。ルルとエル千里眼で繋がっているせいかそこら辺も見ることが出来たのだろう。
そのまえに俺の記憶に触れて一緒に見たのかもしれない。
エルは、ため息をつくとルルの頭を撫でながら言った。
「あれは、私が持ってないと危険だったから…。」
とちょっと照れ臭そうにエルは言うと、ルルを撫でていた手を急に止め、気配を察知したのか、部屋の窓に小さな魔法陣を描き始めた。
魔法陣は、一瞬で完成した時には窓が破られていた。
「ふふふ、見つけましたよ…。」
と言ってペトラは割れたガラスの上に立ちながら言っていた。
すると、エルが描いていた魔法陣が光り出し始め。ペトラをルーン文字の膜のようなもので封じた。
エルは、額の汗を右手で拭き取りながら言った。
「トラップ貼ってないとでも思ったの? それぐらい考えてて欲しかったのだけど…。」
パリ…バリ…。
と言いながら、ペトラを覆っていたルーン文字の膜にヒビが入り始めた。
「あらあら、私が対策しないとでも思いましたの? 記憶の巫女…。しかしまぁ…。あれ? 」
膜を破るまでには、既に紫蓮達は別の場所に移動していた。
ペトラは、怒りが込み上げてきて、辺りの机や椅子を破壊し始めた。
◆◆◆
一方その頃紫蓮達は、特別教室に戻っていた。
ガラガラ音と共に引き戸を開けて、一斉に中に入ってすぐに開いていた戸を閉じた。
一斉に入ってきた紫蓮達を観て生徒会メンバーは、驚きを隠せないほどに焦りながら紫蓮達に飲み物が入ったペットボトルを配った。
「ぷはぁ〜、生き返る!」
紫蓮は渡されたペットボトルの中身を全て飲みほした。
全力で逃げてきたため相当な汗を流したのか一気に飲み干していた。
「紫蓮おじさんくさい…。あ、真奈ちゃんなんかやることある? 」
隣で飲み干していた紫蓮みてアリセナは言うと、他のメンバーの机の紙の量を観て聞いた。
「いえ、大丈夫ですよ? 置いてあるのはこれらをまとめたやつです。ていうか学園長から拝借したやつですけど…。」
と真奈は、反応するように答えた。
「あ〜それな。渡そうとして机に置いてきたやつのコピーか、よしこれでいい」
と言いながら部屋の4つの角に魔法陣らしきものを床に書いていた。
「エル。なにしてんだ?」
と俺は部屋の角でしゃがみこんで魔法陣を書いているエルに聞いた。
エルは、両手の粉を払いながら喋りだした。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
・失っていた記憶を取り戻す(中学時代?)幼少期以前は、記憶はない。
・ペトラが追い詰めてくる。
・生徒会室に避難!!





