0.26
「そろそろ戻ろっか、真奈ちゃんがそのうち探しにきゃうし」
「なぁ、」
「ん? 」
「この世界の時間、一日がループしてるんじゃないよな? 」
言葉を聞いた途端、アリセナの口が貝のように閉じてしまった。
「何処からそんなこと聴いたの? 」
「いや、何処からていうか自分でなんとなくな」
「そっか、じゃあ一言だけ言っておくけど…。この世界の事知らない方がいいよ、お互いの為にもね。シレンガオモイダストワタシハ」
忠告したあと、すぐにアリセナの姿が消えていた。
アリセナの使い魔の猫も同時にまた見えなくなっていた。
なんだったんだ? あの表情みたことない…。
生徒会室に戻ると、生徒会メンバーが一斉に何処かに移動しようとしていた。
「どこ行くんですか? 」
「どこて、体育館。アリセナちゃん見てない? 」
「あいつなら先に行ったと思いますけど…。」
「そっか、じゃあ行こうか」
連れ去られるままに、生徒会メンバーと共に体育館に向かっていく。体育館と書かれた看板の先に向かうと、一般生徒達がクラス順に1列で並んでいた。
俺達は、一般生徒の間を通り抜けながら教壇に登っていた。
パイプ椅子に腰を下ろすと、赤いカーテンの裏側から学園長のエルと副学園長のベルモットが横並びで歩いていた。その後ろにアリセナが二人の背中を追うように歩いている。
全員揃うと、エルが黒色のマイクを口元にセットし喋り始めた。
「全校生徒の諸君、おはよう。入試が昨日に終わり今日から新学期となる」
「まぁ堅苦しいのはこのこの辺にして、これから校則のことについて話すからちゃんと聴いてて欲しい。初日早々罰は受けたくないだろ?」
「 一つ目は、成績等は生徒個人の実力をそのまま成績とする。」
「二つ目、剣術または、魔法がある程度の実力を持つ場合は、特別生徒として任命する。」
「三つ目、生徒同士の決闘は校内では禁止。スタジアム内なら先生が立ち会いの元決闘を許可する。」
「四つ目ある程度の成績がない場合は、退学処分とする。」
「五つ目、生徒会長は、成績共に実力が最高峰のものがなることが出来る。」
「六つ目目全校生徒には、強制的に使い魔と契約してもらう。」
「まぁ、これぐらいかな? 寝てた人は、まぁなんとか頑張って欲しい以上」
エルが話し終わると生徒たちが座っている椅子が突然光り始め教壇の横にはアリセナが何かを喋り始めた。
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・体育館にいくことになった





