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彼方の人
カエルを人と呼ぶのには抵抗がある、だが目の前のカエルが英語を喋りだし、伝わらないと分かったのか他の言語を喋った後、日本語で喋りだした。
「こんにちは、ここは水の惑星で合っているか」
言葉だけでなく頭を下げ、手を胸に手を当てウィンクをしてきた正直不気味だ、聞いている内容もいまいちピンと来ない。
「理科の授業で水の惑星を聞いた事があります」
「そうか、ならば寿司という物を食いたい、買ってくれないか」
カエルは魚が食えたか覚えていないが、スーパーに買いに行き、戻ってくると葉っぱに座り手を組み空を見上げていた。
「カエルさん買って来たよ」
「この星の空は蒼いんだな」
「宇宙人さんでしたか、寿司一緒に食べましょう」
カエルさんはサーモンが好きらしい、手を振り別れると城を見に行くと言い何処かに跳ねていった。
空は蒼から灰色になっていった。




