夏休みの過ごし方
7月17日一学期修了日、空き教室に三人で集まる。
「2026年!夏休みの過ごし方を決めまーーースッ!」
「イエーイ、ビバサマーバケーション!」
元気よく返事をしてくれた、花は早速やりたい事をあげだした。
「私は!クレープをたっっくさん食べたいでーす!」
「いいわね、でも沢山食べるやつは夏休み後半にしましょうね、プールや海で恥ずかしい思いするわ」
適当な案に明確な予定を組んでくれたのは千さん、年上だから纏めてくれて頼りになる。
「海も絶対に行きたいです!」
花も鼻息荒く返事をする、すでに夏休みの過ごし方会議は最高潮だ。
「俺も海行きたい……けどここから海は遠いから、序盤にバイトをしてお金を貯めよう」
「バイト!私初バイトです、楽しみです!」
「じゃあ明日にでも私の店でバイトを始めて、8月頭には海に行きましょう、私は山に行きたいわキャンプにも興味あるの、愛君がいればキャンプ大丈夫でしょう」
アウトドアの経験は沢山あるので頷くと、花が虫取りもしたいと言い出したのでキャンプ中にやる事になった。
「俺はあれ……図書館に手作り絵本の読み聞かせ、があっただろ一緒に作ろうぜ、俺が絵担当、千がシナリオ担当、花が──」
「私!お歌担当がいいです!」
「確か声出しokだから、一緒に頑張りましょうね花」
色々決まりだしたのでお菓子とジュースを解禁し、少しダラダラと話す。
「いつもの、駄菓子屋ウォーズをやりましょう、今度こそ千に勝ちます」
合計300円で買える駄菓子で、どれだけチーム力が高いかを競う、三人の遊びだ。
「あと……愛君のご両親にも会いに行きましょう、ピカピカに磨きます!」
「……まぁ……ありがと」
微妙な雰囲気になったが、千が話題を変えてくれた




