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記念対戦 JIN

JINさんはどうなった?


果敢にもJINさんに接近戦で挑んだのは、戦バニ内でも武闘派で有名な二人、開発さんと企画さんだ。 

不思議なHNだが、開発さんと企画さんは同じ会社で数人いる戦バニ仲間らしいと聞いたことがいる。

HNは恐らく部署だろう。


真っ向勝負。

コスチュームが着物だろうと甲冑だろうと中身はJINさんだ。

この二人は打倒・JINさんを掲げていて、実際何度かJINさんと対戦したことはある。

しかし全敗。


戦闘スタイルは似ているのだが、2対1で対戦するのは卑怯だというスタンスらしく、2対2じゃないと戦わない。

となるとMIOの出番だ。

あくまでもゲーム、あくまでも戦闘バニー、MIOがかわいいからといって手加減するような相手ばかりでは無い。

二人を倒さなければ勝ちにならないから倒しに行く。

そこにかわいいは関係ないのだ。


しかし、MIOを倒すということはJINさんの逆鱗に触れると同義。

阿修羅の如く怒り狂い鬼神と化したJINさんは手がつけられない。

俺も一度ボッコボコにされてるからわかる。

目がいっちゃってる。


なのでJINさんとサシでやりたいのならMIOには手を出さないが鉄則。

今回はJINさんvs武闘派だ。

最早JINさんは二人掛かりが卑怯とか言っていられる相手では無い。


この二人相手だといい勝負、もしくはJINさんでも苦戦が予想される。

とにかく強いのだ。

戦い方は荒っぽいが卑怯なことはしないし、相手へのリスペクトに溢れている二人なので人気もある。


甲冑は身を守ってはくれるが重いし、金属だから電気を通す。

だが、甲冑表面を伝って地面に電気が逃げるため、それほど感電しない。

そこまで考えた二人は動きを妨げないよう、動きやすくなっている剥き出しの部分を狙う正攻法しかないと判断。

甲冑の隙間を執拗に狙った。


二人が目をつけたのは脚だ。

上半身に比べると圧倒的に防御されていない。

企画さんがJINさんの腕を狙う。

動きを封じるためだ。

後ろ手を取りにいく。

開発さんは脚をダイレクトに狙う、と思いきや、同じく正面から腕を狙う。

二人に挟まれる形だ。

どういうことか。

JINさんは屈強だが、この二人も同じように体がでかいバニーだ。

甲冑の重さが裏目に出る。

自重と二人の重さが足されバランスを崩す。

それが目的だった。

しかも後ろ手を取りに行った企画さんが実は脚を狙っていたのだ。


JINさんの膝の裏に重い蹴りを入れる。

そこは甲冑がない、ダメージを喰らう。

バランスを崩すJINさんは後ろ手を取られたままだ。


そのまま後ろに倒れ込む。

二人がかりとはいえ、JINさんが倒れ込むのはレアだ。

打倒JINさんへの大きな一歩だ。

企画さんはJINさんに潰されているが恐らくそれも想定内だろう。

意地でもJINさんの腕を押さえ込んで離そうとしない。

JINさんの上を取った開発さんが脚に攻撃を加え続ける。

相当感電しているはずだ。


突然JINさんが頭を起こしたかと思うと、思いっきり後ろへヘッドバットする。

兜を被っているJINさんにやられたらひとたまりもない。

あまりの痛みに悶絶する企画さん。

それでも開発さんは攻撃をやめない。

その開発さんも感電している脚で体を挟まれ締められる。

開発さんを助けようと企画さんが鼻血を出しながらもがく。

戦闘中のJINさんは無慈悲だ。

企画さんに再度ヘッドバットを喰らわせ、開発さんを失神させるまで脚で締め上げた。

勝負あり。


ワイプの地図にピンが2本刺さる。


JIN、win



強い。

あの二人を一人でやれちゃうのかよ。

鬼じゃん。

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