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第11話 中学2年生 ~クラス替え~
中二も由奈と健斗は同じクラスにはならなかった。
由奈は晴基と同じクラスになった。
たまに健斗が晴基のところに顔を出すが、由奈はそこに寄っていくようなことはなかった。
由奈と桂花は相変わらず教室が離れていたが、お互いに、教室に顔を出している。
そして、相変わらず足立も由奈を訪ねてくることがある。
さすがに、由奈自身も周りも気づくものがあるが、
由奈は、気のせいということにしていた。
足立に呼ばれるたび、由奈は少し照れくさく思っていたが、足立自身は成長するにつれ、以前よりも見栄えがするようになり、勉強の成績もいいと知られるようになった。部活のテニスも上手いと言われている。
そんな子と仲良くしているのは、悪くないと思っていた。
健斗のことは、廊下で会えば思い出すくらい。
ほとんど話すこともなくなったが、目が合えば、挨拶くらいはする。
(高野くんのこと、ほとんど気にならなくなったな)
そう思って、由奈は内心、ホッとする。
正直、二年生になった時のクラス替えで少し期待したが、違ったからといって大きなショックを受けなかった。
(このままいけば、きっと、全然気にならなくなる)
新しいクラスメイトとの会話を楽しみながら、そんな風に思った。




