『どうでもよくない』
コイツは何を言ってるんだ?、厨二病患者はいいけど俺を巻き込まないでほしいぜ。
「無来輝義、あなたは本当に昨日から物語が始まったと思っているのですか?」
「リアン、お前は何が言いたい?」
「星木紅とあなたは本当に幼馴染だったでしょう?」
違う、そんなはずはない、星木が仮に幼馴染だとしてもフィリアは?フィリアは説明できないはず、そのはずだ・・・
「なにを難しい顔をしてるんです、今見ていた夢をもう一度思い出してください。」
「夢・・・」
幼少期の俺と星木、仲良く花火をして・・・
「気づきましたか?、夢だったはずなのにしっかりと思い出せるでしょう?」
「なんで、お前は何を知っている!?」
「私はあなたにとって『どーでもいいこと』しか知りませんよ」
なんだよ、それ、ふざけんなよっ、何が起こってやがる!?
「あなたは捨てたんですよ、『どうでもよくなかった記憶』を『どーでもいい記憶』に書き換えようとしたんだ、だが失敗した。・・・だから記憶喪失、いやあなたが失くしたのは記憶じゃないですね。そう、あえて言うのならあなたは『設定』を失くした」
訳わかんねぇよ、なんなんだよ。
「リアン・ジェリグ、俺は何をしたんだ?」
「記憶の支配、想像と現実の壁の破壊。あなたは私より頭のおかしな人でしたよ」
なんだ?、記憶の支配だとか壁の破壊だとか、意味わかんねぇよ・・・
けど、これ。『どうでもよくない』らしいな・・・




