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妄想的夢は終わりを知らない  作者: アルファ・レイ・ルシヴァム・リツァー
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戦闘開始

 「神を拒絶するだって、いったいどうするってんだよ」

 軽い挑発に乗せられたような調子で神様、無来輝義が言う。

 「私は、世界をこんなにしたカミサマを絶対に許さない。私は君を殺すぞカミサマ」

 燈衣羅はまるで復讐でもするような調子で低い声のまま叫ぶように言い

 「存在否定」

 独特な「否定」の言葉を続ける。

 

 そして、突如神様に異変があった。

 「ッ!?」

 輝義を襲ったのは激しい頭痛だった、痛みは熱を伴い目眩でその場にしゃがみ込む。

 「最弱なカミサマ、何か言い残したいことはないか?」

 しゃがみ込む輝義を確認しつつ皮肉混じりにそう言う、それはまるで既に自分が勝利していると確信している言葉だった。


 それでも、神様はそんなに弱くない。

 「理想設定、身体異常を否定する」

 頭痛に顔をしかめつつもどうにか言葉を言い切るとすぐに立ち上がることができた。

 「アンタ、なんだよその才能は」

 燈衣羅の謎の力の正体を問うが当然「応答拒否」される。


 「ッチ、そうそうやられてばかりってのもつまらねぇよな」

 そう言うとほぼ同時に輝義の両手に一対の剣が握られる。


 「神を殺すなんてアンタ、本気で言ってたのか?」

 先ほどと違い今度は相手を誘うように一対の剣を振り回しながら言う。


 「君には悪いけど、次は本気ですよカミサマ」


 少年の神と神を拒絶する者の戦いが始まる。

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