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妄想的夢は終わりを知らない  作者: アルファ・レイ・ルシヴァム・リツァー
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設定の目覚め、そして「奇跡」

 俺に与えられた『設定』は、「現実逃避」「理想家」「厨二病」そんな現実性に欠けるもの。

 

 『設定』それは性格だとか体格だとか、あるいは運命の全て。生まれた瞬間から与えられてる物。


 リアンが笑みを沈めて、まるで待っていたというような調子で言う

 「輝義、やっと戻りましたか」

 「ああ。お前を「完璧」に創って正解だったよ」

 

 ときに『設定』は才能として開花する。

 

 それは、まるで「奇跡」


 空を飛びたいと思う設定を持った人間が才能に目覚めたとき飛行機が完成した。

 全てを知りたいという設定を持った人間が宇宙を発見した。


 それであれば、

 現実逃避という才能が目覚めてしまったなら?


 それは現実を否定する才能になる。


 設定を与えたのが神であるなら、おそらくその事実すら否定してしまうほどの才能。



 俺は宣言する。

 「俺が神だ」


 設定は才能となり才能は奇跡を起こした。


 「神様は目に見えない」という事実が否定され

 「無来輝義は神である」という理想が「設定された」

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