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最高の設定
忘れた記憶、忘れたかった記憶、失くした設定、変えたくて抗った事実。
これが真実・・・
そうか、否定したかったのか・・・
俺が俺である世界のたった一つの事実を・・・
『星木紅の死』
そして俺はコウを生き返らせた、使い方も存在理由も仕組みも知らないシステムを使って。
その代償が自身の記憶と設定、4通のエラーと解析不能のバグ、エラーだとかバグだとかは問題じゃなかったんだこの中で一番の問題は俺の記憶が書き換わったこと、コウとの約束を・・・「絶対忘れない」という自分の言葉を忘れていたこと。
「わりぃな、リアン」
楽しそうに笑う『完璧』な少年に俺は言う
「『戻った』俺の設定は少しばかりおかしなヤツだぜ」
絶望なんてものを感じてる余裕はない、どーでもいいことなどこの世界には存在しない。
「この最高の設定で事実くらい書き換えてやるよ、それこそすべてが夢だったと笑えるくらいに!」




