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妄想的夢は終わりを知らない  作者: アルファ・レイ・ルシヴァム・リツァー
10/31

その笑顔が好きだったのだろうか

 「ねぇ、テル君。今日、終業式だよね」

 ん?、登校中にしては静かだな、・・・山村?(忘れた)がいないからか?

 「ああ、明日から夏休みだな」

 「うん、そうだね」

 どうしたんだかなぁ。



 「コウいるかぁー?」

 昨日はコウが迎えに来たんだが、・・・クラスが違うって面倒だな

 「あ、テル君」

 「おう、じゃぁ、行くか」

 まぁ、周りが騒がしいのはいつものことなのでどーでもいい

 「ねぇ、どこ行くの?」

 「花火屋」

 「えっ?」

 「どうした?」

 「な、なんでもないよ」

 ・・・なんでもない、か。明らかにおかしいんだけどな、まぁ俺だって十分おかしいか


 「ここ、まだあったんだ」

 「らしいな」

 ・・・おかしいか、ホント、おかしいよな、俺が先頭歩いてきたようなもんだったのにここには初めて来た気がするなんてな。それなのに、知ってるらしいし。はぁ

 「コウ、なんかやりたいのあるか?」

 「そうだなぁ、これ、やりたいかな」

 それロケット花火だぞ、まぁいいけど

 「ほかには、普通に手持ちでいいか?」

 まぁ、それだけでいいわけないよな

 「テル君、線香花火買わない?」

 「もちろん買うよ、それ買うために来たようなもんだからな」

 「よかった」

 ?。何がだ?、けどまぁ俺もよかったよ

 「コウ、今日初めて笑ったな」

 「え?、そんなこと見てたの?」

 「偶然だよ」

 朝から元気なかったからなぁ

 「心配してくれたの?」

 「偶然だって言ったろ?」

 偶然か・・・

 「偶然でも嬉しいよ」

 ・・・どこかで聞いたような気がするよ


 「じゃあ、夜になったらやるか」

 「楽しみだねっ」

 やっぱり笑ってる方がいいと思うよ、はぁ、なんだろうなこの感じは・・・

 どーでよくない、か・・・


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