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妄想的夢は終わりを知らない  作者: アルファ・レイ・ルシヴァム・リツァー
11/31

線香花火は希望のように

 「星、きれいだね」

 「ああ、いい天気だな、花火日和って感じだな」

 夜、公園、そういえばあの夢も公園だったか、まぁ公園と言うより空き地だな遊具なんてないし

 「どれやる?」

 「じゃ、じゃあ、これ、」

 ロケット花火・・・偶然だと信じたいものだな

 「よし、じゃライター貸せ」

 ・・・同じだな、導火線の長さもおそらく飛び方も距離も軌道も

 「おぉ~、飛んだねぇ」

 「そりゃあ、ロケット花火だからな」

 次は、普通に手持ちでいいかな・・・

 「ねぇ、テル君」

 「どした?」

 「線香花火、やらない?」

 !?、線香花火・・か

 「・・・そうだな」

 線香花火ってのはどうしてこんなに儚いんだろうな、他の花火は夏のひまわりみたく大きく輝いて盛大に散るのに、こいつだけ、・・こんなに

 「ね、ねぇ、テル君?覚えてる?」

 「何を」

 「私、あの時・・・」

 ん?

 「言ってしまうのですか?」

 「「!?」」

 リアン、ジェリグ!?

 「本当に言っていいのですか?」

 なに言ってるんだ?

 「リアン、お前何しに来た?」

 「テル君、その人は放っておいていいから、私の話を聞いてくれる?」

 訳が分からない。状況がわからない。線香花火が儚く光ること以外を脳が理解できない

 「あ」

 落ちた・・・線香花火が、まるで最後の希望みたいに・・・

 「テル君、もう知ってるよね?あの日の夢を見たんだよね?」

 コウ?、お前まで何言ってる?

 「絶対忘れないって言ってくれたよね・・・」

 「!?っ」

 なんだ?、頭痛?目眩?

 ・・・コウ、もう少し待ってくれ、、な、い、か、?

 


 「星木紅、やはり早すぎたでしょう?」

 「いいのよ、リアン。・・・・・・・・・・」


 これも、、夢、だ、よな。?


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