線香花火は希望のように
「星、きれいだね」
「ああ、いい天気だな、花火日和って感じだな」
夜、公園、そういえばあの夢も公園だったか、まぁ公園と言うより空き地だな遊具なんてないし
「どれやる?」
「じゃ、じゃあ、これ、」
ロケット花火・・・偶然だと信じたいものだな
「よし、じゃライター貸せ」
・・・同じだな、導火線の長さもおそらく飛び方も距離も軌道も
「おぉ~、飛んだねぇ」
「そりゃあ、ロケット花火だからな」
次は、普通に手持ちでいいかな・・・
「ねぇ、テル君」
「どした?」
「線香花火、やらない?」
!?、線香花火・・か
「・・・そうだな」
線香花火ってのはどうしてこんなに儚いんだろうな、他の花火は夏のひまわりみたく大きく輝いて盛大に散るのに、こいつだけ、・・こんなに
「ね、ねぇ、テル君?覚えてる?」
「何を」
「私、あの時・・・」
ん?
「言ってしまうのですか?」
「「!?」」
リアン、ジェリグ!?
「本当に言っていいのですか?」
なに言ってるんだ?
「リアン、お前何しに来た?」
「テル君、その人は放っておいていいから、私の話を聞いてくれる?」
訳が分からない。状況がわからない。線香花火が儚く光ること以外を脳が理解できない
「あ」
落ちた・・・線香花火が、まるで最後の希望みたいに・・・
「テル君、もう知ってるよね?あの日の夢を見たんだよね?」
コウ?、お前まで何言ってる?
「絶対忘れないって言ってくれたよね・・・」
「!?っ」
なんだ?、頭痛?目眩?
・・・コウ、もう少し待ってくれ、、な、い、か、?
「星木紅、やはり早すぎたでしょう?」
「いいのよ、リアン。・・・・・・・・・・」
これも、、夢、だ、よな。?




