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希望の物語第18章「ダダリン村」

体調不良続いてて、更新が遅れました。いつも読んでいただきありがとうございます。よろしくお願いします。体調不良が続く可能性があるための更新がまた遅れるかもしれません。

荷馬車走らせ、シロクロの深い森を抜けた先ーー

アオはついに、ダダリン村ヘと辿り着きました。


村のあちこちにはモザイクがかった、不気味な魔物達が既に徘徊していた。


ホブゴブリン。

ゴブリン。

そしてーー飛行機ほどの巨大な鳥の魔物。


骨のような翼に、大きなくちばしを持つ、

凶暴なボーン・ヘルファイヤーバードが、上空を飛んでいた。


「ギェェアアアアア!」


咆哮と共に地獄のような炎を、口から放ち、

村全体が白黒と赤い炎の海にのみこまれていきます。


アオは急いで、

「ファルベ・サウンド・ヴンダー」

魔法でシロクロを元に戻しました。


魔物達の侵攻を止まることを知らない。


ボーンヘルファイヤーバードが逃げ惑う、

精霊、妖精、ペガサス達へ襲いかかろうとします。


傷ついた妖精が、


「誰かーー!」


足が傷ついてしまった、ペガサスは走れずにいた。


「!?」


アオは魔法で、


「ミリアッド青桜・ホーリーソード!」


無数の青桜が宙に舞い、

やがて神聖なる剣へと変化しました。


青く光輝いた刃は無数の雨のように降り注ぐ、

ファイヤーバードや、ゴブリン達を次々に貫いていく。


「ギャアアア!!」


魔物達は悲鳴をあげて、倒れていくのだった。

それでも数が圧倒的です。


アオは村の火の手を、これ以上広がらないように、

「ウォーターレイン!」家や森が少しずつ、鎮火していきました。


アオは次に魔力を全身に巡らせ、「身体強化!」

みきの間を縫うように高速で駆け抜けていく。



その時でした。


轟音と共に巨大な影が現れ、

4つの頭を持つ巨大なケルベロス特殊個体

その前には、一人の男性がかろうじて立っていた。


頭から血を流し、

ひび割れた剣を構えています。


息も絶え絶えでそれでも、

後ろにいる妻と娘を守るために必死に戦っていた。


アオはすぐにその人達の元へ前に立ちはだかって、

「僕はアオ、ケルベロス攻撃をシールドで防ぐよ!」


男性はふらつきながら。

「アオ…ありがとう、助かった

俺はエリーリ・クリスだ、よろしく頼む」


アオは攻撃防ぎながら急いで、マジックバックから瓶を取り出して男性とその家族に、


「今のうちにキュアポーションと、

エーテルを飲んで !

シールドはずっともつわけじゃないんだ!」


クリスはさっそく飲みました。

「すごい回復量だ、傷が癒えていく」


アオは少し自慢そうに、

「僕が作ったオリジナルなんだ」



ワンピース姿のボブぐらいの長さに茶髪で、

カチューシャに銀色の髪飾りで、真ん中に紫の魔石が入っている、少し強気な少女は。


「私はナルノ、村で1番の魔法使いよ! 本当に倒せるの?」



アオは少し不安そうに

「一人じゃ難しい

ナルノの力をかしてくれないか?」


ナルノは静かに頷いて

「わかったわ」


その瞬間ーーー


バキィン!



シールドに亀裂が走った。


慌ててクリスは、

「シールドが破られる、アオ!」


アオは早口で、

「僕が先手で魔法うつから、後はナルノ強力な魔法をお願い!」


ナルノ覚悟を決めたように。

「うん」


アオとナルノは互いに背中を合わせになりました。


そしてシールドが砕け散った瞬間ーー



アオすぐさまに、

「咲き誇れーー

ローズ・サンダーリストレイント!!」


雷属性の薔薇が地面から咲き誇り、

ケルベロスの身体に巻きついていきます。


しかしーー



ケルベロスは4つ口を同時に開き。



次の瞬間。



紫色のレーザーが四方向へ放たれていきました。


アオとナルノは同時に。

「身体強化!」


二人は高速で飛びのき、森の中を駆け抜けていく。


ケルベロスがレーザーで拘束とこうと暴れながらレーザーを乱雑に放たれていきます。


「ブッチィチチ!?」


アオは、

「僕の魔法が破られそうだ、ナルノ!」



ナルノは銀色の髪飾りへ手を伸ばしました。

一本の杖へと変化し。


「わかってるわよ!

焼き尽くしなさいーーフレイムトルネード!!」


空高く凄まじい風圧の勢いで、巨大な火柱がケルベロスをのみこもうとするが、


ケルベロスも抵抗しようとナルノ方に、ビームを放った。


足を滑らせてしまう。


「きゃっ!?」


アオはとっさにナルノを支えながら


「ナルノそのまま、魔法続けてくれ、

シャイニング・ホーリートルネード!」


二人の合わせ魔法で。



「ギャオオオオン!!!」



断末魔と共に真っ黒焦げになり、巨体が倒れこみ、地面が大きく揺れました。


ズゥゥゥゥン……!!


親玉であるケルベロスが倒されたことで、他の魔物達は恐れをなして、森の奥へと逃げていきます。


静けさが戻る村。


ナルノは杖を元に戻します。アオの方を見て、

「…あなたは変わった、魔法を使うのね! すごいわ」


アオは少し照れながら、

「オリジナルだから」


クリスはホッとしたかのように、家族を抱き寄せながら深々とアオに、頭を下げた。


「本当にありがと、アオ君がきてくれなかったら…俺たちは今頃……」


アオは照れくさそうに笑いました。

「無事で良かったよ」


その時、

助けられたペガサス達が、静かに鳴きました。

まるで感謝を伝えたかのようにーー。

希望の物語豆知識6


ナルノは全属性使えるが一番得意なのは火の魔法なのだ。

ナルノの杖は魔法の火力を持ち主に合わせてあげてくれている。魔力消費量もおさえてくれる。


アオは全属性使えているが一番得意とする魔法は光属性。


「ミリアッド青桜・ホーリーソード」はアオが考えた、オリジナル魔法なのだ。


え?豆知識を話している俺は誰かって?


それはまだ…

物語の中でわかるぞ!

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