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シルバーリング  作者: Yua
56/91

第56話「死人に口なし」あるのですよ?

姉ちゃんとネロさんが、またいつものようにマニアックな話で盛り上がっていて、ついてけない僕は、ワイト夫妻たちと一緒に道を耕して行きたいと思います。


前の隊列が土魔法を駆使して、雑草や石ころをある程度、横に弾いていきます。そのあとを、後ろの隊列がこれもまた土魔法で、本格的に耕していきます。


僕はワイト夫妻のいる、後ろの隊列に参加します。


村人P「お、黒助! お前さんはあの二人と一緒に居なくていいのか?」


 二人とは姉ちゃんとネロさんのことです。


黒助「話がマニアックでついていけなーい。てか分かってて聞いてるでしょー」


村人P「ははは、ごめんごめん、でも確かにマニアックだよな、あの二人」

村人Q「私達の存在も随分とマニアックだと思うけどね~」


 まったくです。



 。。。


黒助「そういえばさ、ワイトになるってどんな感じなの?」


村人P「そうだな、眠たいって思うことがなくなって、食欲もなくなったな、あと性欲も無くなった……。まるで、聖者にでもなったような気分だな!」


村人Q「アンデットなのにね~」


 ははは、と楽しそうに笑い合う二人。でもなるほど三大欲求はなくなるのね。


村人P「まあ基本的には楽だな。オススメはしないが……」

黒助「ん、どうして?」


村人P「いやー、なんかめっちゃ怒られるし……」

黒助「怒られる? 誰に?」


村人P「うーん、たぶん、神かな? ただのおっさんだったけど。まあ俺達の実験は禁忌に触れてたらしくてさ、めちゃくちゃ怒られたんだよ」


「怖かったわー」と、隣でクナンさんがカタカタと震えている。


黒助「それでどうなったの?」

村人P「うむ、一通り怒られ尽くされた後、今回は初犯だから見逃してやるって言われて、釈放されたわけ」


神様? 意外と寛容なんだね。執行猶予的な?


村人P「そんな訳でオススメはしない。そして何より…………クナンと、エッチな事が出来ない! これが一番辛い……」


村人Q「死体でシタイ? 私もしたい……」



黒助「えっ? めっちゃ性欲あるやん!」


ついミリアさんの口調が移ってしまった。最近いっぱい聞いてたから……。


村人P「違うんだよー、もっとクナンと深く結ばれたいってだけで、性欲とは違うんだよー」


うんうん、とクナンさんも頷いてる。深く結ばれたいってのは性欲ではないのか?


村人P「せめてキスだけでも…………。まあでも、それは死んだ後の楽しみ! って事にしとくかな!」


村人Q「私達もう死んじゃってるのにね~」


きゃはは、と、はしゃぐ二人。なんだかとても生き生きしています……。死者だよね?




 …… …… ……


村人N「黒助とさー、最近、なんかあった?」

村人D「え、どうして……ですか?」


村人N「なんかさー、ぎこちなかったから」



村人D「何もない……けど……。な、なんか変になっちゃって……って、あれ?」


村人N「ふーーん」 ニヤニヤ




 ○ 私の独り言 ○


地球のスクリーンには、寝るシーンや、食べるシーンはいっぱい写すのに、性のシーンには規制が入ります。消されます。不思議です。


地球人は寝ることや食べることは、たくさん話すのに、性の話題は下品だと言います。


「性」は如何わしいモノではないのですよ! 素敵なことなのです!


地球人さん、そろそろいい加減、気付いてくれませんか?

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