第53話「ぬるま湯に浸かる」気持ちいいのです……。
つづき
そんな母とミリアさんの話を、もちろん、僕たちも真剣に聞いている……
はずもなく……
紅葉「ヒロトくん、もふもふ~」 もふもふ
紅葉はヒロトくんの尻尾を思いっきり抱きしめて、もふっています。
分かります! 凄く分かります! もふりたくなるよね、あの尻尾は! いいな~僕も後でもふらしてもらおう。
村人F「紅葉ちゃん、くすぐったい」
紅葉「ええではないか~ええではないか~」 もふもふ
村人F「あぅ……ぅ……ぅ……」
紅葉が何処ぞの悪代官かのようなセリフを口にして、ヒロトくんを手駒にしています。紅葉と話していると、時々こういった日本の言葉やセリフが出てきます。多分紅葉も、日本からの転生者だと思います。本人は、まったく覚えてないみたいですけど……。まあ徐々に思い出すんですかね?
紅葉「もふもふ~しあわせ~」 もふもふ
とっても幸せそうです。一方で、もふられてるヒロトくんはというと……こっちも割と満更でもなさそう? むしろ気持ちよさそう? よし、僕も後で、もふろう。
。。。
村人D「くろすけ~、水! あのシャワー? ってやつ、やってー」
姉ちゃんがシャワーをご所望です。
土魔法で作ったシャワーの先っぽみたいのに、水魔法を流し込んだら、村人達に大好評でした。姉ちゃんは闇魔法しか使えないので、こういう事は、よく僕に催促します。
黒助「土に水を~まぜまぜ~コネコネして~形を作って~乾燥~。よし完成~」
そういえば、僕も、体がベタベタしてます。なんでですかね? 塩? 湿度? 僕も後で洗おう。
黒助「ん、じゃいくよー」 シャーーーーーーーーー
そうして、僕は姉ちゃんの後ろからシャワーを掛けます。 シャーーーーーーー
村人D「んあー、いいわー、これー」 シャーーーーー
そう言いながら、姉ちゃんは、髪の毛を中心に洗い出します。せっかくなので、火属性の魔法を熱に変換して、シャワーに組み込んでみます。姉ちゃんには、ぬるま湯シャワーの実験台になってもらいます。えいっ
村人D「あぁ~~ なにこれぇ~ ……きもちぃ………… 。」
シャーーーーー もわもわ~
目を細めて凄く気持ちよさそうです。
洗う手を止めちゃってます。よかったです。
~ 数分後 ~
村人D「 ……………… 」 シャーーーーー もわもわ~
あ、あの、でも流石にそろそろ洗ってくれませんか? もう止めていいのかな?
黒助「そろそろいい?」 シャーーーーー もわもわ~
村人D「もぉ…… ちょぃ………… 」 シャーーーーー もわもわ~
~ 数分後 ~
もうちょいってどれくらいですか? 早く洗ってくれませんか?
~ 数分後 ~
村人D「 ……………… 」 シャーーーーー もわもわ~
ダメです。このままでは一向に終わりません。こうなれば強硬手段です。
黒助「もう、僕が洗っちゃうけど、いい?」 シャーーーーー もわもわ~
村人D「 …… ん …… よろしく~ …… 」 シャーーーーー もわもわ~
というわけで、許しも得たので、僕が洗っちゃいます。姉ちゃんの体に触れるもは初めてではないですが…… 少し緊張します……。
あ、いや触らなくてもシャワーだけで洗えるか。
というわけでシャワーだけで洗います。
シャーーーー シャーーーーー シャーーーーー
村人D「 …… くろすけ~ 洗って…… 」 シャーーーーー もわもわ~
黒助「え? 洗ってるけど?」 シャーーーーー もわもわ~
村人D「 …… いや~ 手で…… 」 シャーーーーー もわもわ~
黒助「いいの?」 シャーーーーー もわもわ~
村人D「 ……うん ……おねがい…… 」 シャーーーーー もわもわ~
えっと、お願いされちゃいましたけど……何処から洗えばいいんですかね?
人の体って洗ったことがないのでよく分かりません。
頭は洗っていたし……とりあえず背中から?
というわけで、僕は姉ちゃんの背中に、優しく触れて、ゆっくり撫でていきます。
村人D「 …… ぁ ………… 」 シャーーーーー なでなで
次は肩周り、脇、そして腕を洗って…… って、思ってたより大変です……。
村人D「 ……あぁ ……いいわぁ ……これぇ 」
シャー シャー シャー なでなで さすさす なでねで
いいの? ならいいんだけど。
次にお腹に手を回して…… なでなで……
村人D「 あぅっ…… ふぅ…… ぅ…… 」 シャーー なでなで
下から優しく胸に触れて…… あ、凄く柔らかい…… なでなで
村人D「 っ…… ぁ…… ふぅ…… 」 あぅ……
ヒロト「も、紅葉ちゃん…… もうダメぇ~ 」
向こうでは紅葉が、ヒロト君を骨抜きにしているようです。
何だか僕達って似たもの兄妹ですね。
村人M「って! 何をやっとるんじゃーー! お前らは! なんつー 破廉恥な!!」
まりー「ミリア? 何言ってるの? こんなの日常よ?」
村人M「え……」
その後も順調に、僕は姉ちゃんを洗い流していき、紅葉はヒロト君をもふっていきます……。なんだか楽しいです。
。。。
その後……
村人D「 すぅ すぅ すぅ 」 Zzz Zzz Zzz
村人M(まっぱで……寝とる……。私これから、ここで、やっていけるんやろか……)
Fin
○ 私の独り言 ○
海底都市編がおじゃんになったし、そもそも誰も読んでないしで、なんかもうやけくそなの。もういいの! 好き勝手やってやるの! ……でもちょっとだけ反省してるの……。やっぱり、好き勝手はしないなの……。
それにしても……。本当に誰も読んでないなの……。私に文才が皆無なことも、稚拙な文章しか書けないことも、陳腐な物語しか想像できないことも、重々承知してたなの。だから、いっぱい酷評されるかなってワクワクしてたけど…そもそも読まれもしないなの……。
そんなこんなで、人に読まれる話を書けるってことは、本当に凄いことだなぁって思うなの。今回自分で書いてみて、ものすごく実感したなの。酷評されたり、非難されたり、批判されたりすることも、悪く思われがちだけど、それも、本当にすごいことだなぁって思ったなの……。良くも悪くも、それだけ興味を持たれてるってことなの。酷評されるまでもない、誰からも興味を持たれない、無意味な物語しか描けない私には、それがわかるなの。
そんなこんなで、誰にも読まれないし、もう書くのやめよっかなぁ、って思ってるなの。けどせっかくの機会だから、100話くらいまでは書いてみたいなぁ、とも思ってるなの。どうしよっかなぁ、って思ってるなの。
まぁでも、私は一人には慣れてるの。興味を持たれないことにも、無視されることにも慣れてるの。だから、別に読まれなくてもいい、稚拙な文章でもいいから、100話くらいまでは書いてみたいなぁって思う気持ちの方が強いなの。うん、書くなの! けど、そこまで書いたら、もう物語なんて書かないなの! 私には才能がないの!
才能のない人間が慣れないことで頑張ると、本当に大変なの……。本当に本当に大変なの……。私は語彙力に乏しいから、何度も何度も言葉の意味を調べるの……。記憶力もないから、調べては忘れて調べては忘れて……。そうして、なんとか書いた一つの普通の文章を、今度は、何度も何度も書き直すの……。書き直さないと読めないの……。それだけ私の語学力? 文章力? 日本語力? ヒドイなの……。時間も労力も半端ないなの……。なのに見返りが全くのゼロなの……。正直なところ、もう、へとへとなの……。モチベなんてもうとっくに尽きてるの……。あぁ……やっぱりもうやめようかな……。ちょっと100話はいいすぎたかも……。うん、やっぱりもう数話だけにしようと思います……。うん、もうあと数話だけ頑張ろう……。
ああ、もうこれ、ただの私の日記だね……。 でも、日記? 書くのってすごく楽しいね! なんていうかサッパリする感じ?
今まで毎日同じ日々で、ネタなんてなかったから、日記を書こうなんて思ったこともなかったから、日記を書くことが、こんなにストレス発散になるなんて知らなかった。
もういっそ物語書くのやめて、このまま日記書こうかな? 楽だし。誰も読んでないんだし、別になに書いても一緒だよね? どうしようかな? ま、なんでもいっか。とりあえずは、もう少しだけこのままでー。
にしても、いろいろ迷ってる時って、大概うまくいかない。本当にうまくいかない。うまくいかないから迷ってるのかな?
でも迷うのって、意外と楽しい! 迷っているからこそ見える景色もある! 迷ってるからこそ見つかる発見もある! そんな旅路は素晴らしい!
なんて思えたらいいのになぁ……。
まぁ、思ってるんだけどね。




