表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シルバーリング  作者: Yua
34/91

第34話「案ずるより産むが易し」ばかりではないようです……。

興味本位でした。


沢山の魔物の死体がありました。いつもはそれを、得意の生活魔法で、燃やして終わりなのですが……。今日は……


黒助「これって食べれるかな?」


村人C「え、これを? 食べる? ぅ、うぇ……気持ち悪い……」 ブルブル

まりー「食べたいなら食べてみたら? 私はイヤだけど」



まあー、しっかり火を通したら、少しくらいなら?  ジュー ジュー ぱくっ


村人C「え、嘘……本当に食べた……」 

まりー「どう? それって美味しいの? 私は食べないけどね」


黒助「んーなんだろう? ゴム? みたいな」 ぱくっ もぐもぐ ぱくっ


「「ゴム?」」



食べてすぐはなんともありませんでした。それが罠でした。


黒助「うーん、でも、わざわざ、食べるほどでもないかな」 ぱくっ

村人C「ちょっ、食べ過ぎじゃない、大丈夫なの?」 ぴょこぴょこ  

黒助「うん、大丈夫? かな」 ぱくっ



 。。。



そうして暫くして、魔物退治も一段落して、僕が肉を食べたことなんてすっかり過去となった、家路の途中……それは徐々に忍び寄ってきました……。


黒助「ぅ……っ……あれ?」

村人C「ん? 黒ちゃんどうかしたの?」


黒助「いや、なんか少しお腹が痛いな……って? 吐き気も少しするかな?」

まりー「妊娠したの?」



それでも、まだ大丈夫でした。その内収まるかなぁって、そんなレベルでした。そして猫さんとバイバイしてから……


(あれ? 収まったかな?)


なんて思って、どこに寄り道していこうかなど、母と二人で楽しく話していると……その牙がとうとう僕に猛威を振るいました……。


黒助「っ! う、うぇぇぇ!」

まりー「え? なに? 産まれるの?」


黒助「う、うぅ……ぅ……!」

まりー「え? え? マジなやつ? なに? ど、どうしよう!?」


 。。。


その後、意外と冷静だった? 母に教会という名の病院にすぐに運ばれ、シスターのハンナさんの診療を受けて、只今、療養中です。



お腹じゃないです。背中が痛いんです。いや、やっぱりお腹も痛いんです。あと吐き気もつらいです。うぅぅ……。




 ○ 私の独り言 ○


狩るのは好きでも、決して食べるわけではないんですよね……猫って。だからって、ご近所さんに飼われてる鳥さんを咥えて来られてもねぇ……。え、なに? いつもお世話してくれるお礼? まったく……この子ったら…… 



ありがた迷惑にも程があるの……。


 。。。


今日は罰で、ご飯あげないの! 絶対あげないの! 反省するの! え、お腹減ったなの? ダメなの! ……って!


あー! あーー! また狩ってきちゃだめなのですよー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ