雑音と見知らぬ人
三つのパルスが三度目、四度目と繰り返されるのをじっと聞きながら、頭の中ではすでに半ダースほどの説明が組み立てられていた——暗号化された軍事通信、深宇宙の標識テスト、あるいは偶然にしては精密すぎる何か。
そして五回目の繰り返しで、パターンが変わった。パルスは薄れ、その下から別のものが滲み出てくる——安っぽい受信機のハードウェアを通して歪んだ、か細いメロディ。続いて、曲の合間にゆったりとした調子で話す、温かみのある会話調の日本語の声。
その形がようやく理解できるまで、私は受信機を手にしたまま数秒間そのまま座っていた。
*ラジオ局だ。*
信号ではない。標識でもない。ちょうど私がテストしていた周波数に近い放送が、機材の端に引っかかっただけだ。あの三つのパルスはメッセージなどではなく、放送の一部に過ぎなかった——ありふれた、どこまでも地球的なものだった。
私はしばらくそこに座ったまま、ただ受信機を見つめ、胸の中の何かがゆっくりと、完全にしぼんでいくのを感じていた。
*一晩中、何かを見つけたと信じ切っていた。*
*見つけたのは、ラジオ局だった。*
*地球は、まだ静かなままだ。*
そして、あの病院のベッドで目を覚まして以来初めて、私はずっと注意深くしまい込んで、何か月も直視せずにいた考えと向き合うことを自分に許した——*もしかしたら、本当に家に帰ることなど不可能なのかもしれない。もしかしたら私は、決して開くことのない扉に向かって、ずっと何かを作り続けていたのかもしれない。*
泣きはしなかった。劇的なことは何もしなかった。ただしばらく、暗闇の中、屋上に座り続けた。失望が、絶望というよりも——疲労に近い、静かで重いものへと沈んでいくのに任せながら。
やがて、片付け始めた。受信機。アンテナ。一時間前まであれほど期待していた小さな増幅器。ケーブルは、残っている熱意からではなく、古い習慣から丁寧に巻いた。それらすべてを抱えて保守用の扉を下り、無人の通りを抜け、部屋へと戻る。そして——一週間前の私ならそうしていたであろう、もう一度並べて試すという行動の代わりに、ただしまい込んだ。
*また明日、*と思ったが、それは約束のようには感じられなかった。明日が何を成し遂げるべきなのか自分でも分からないと認めるくらいなら、そう言っておくしかない、というだけの言葉だった。
それ以上何も組み立てず、私は眠りについた。
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朝は、いつも通りにやってきた。前夜の終わり方を思えば、それがほとんど侮辱的にすら感じられた。中庭を横切る学生たち、今日締め切りの課題に明らかにまだ手をつけていない誰かの大声の愚痴、自分の屋上で数時間前に何が起きたかなど知る由もない、いつも通りのキャンパスのざわめき。
門の近くで次郎が追いついてきて、私がまだ話しかけられたことを飲み込む前から、すでに喋り始めていた。
「新しい奴が来たんだ」
「新入生?」
「転入……かな。いや、転入じゃなくて、もう在籍はしてたんだけど、来てなかったらしい」次郎は肩をすくめた。特に自分に関係のある情報でもないのに、又聞きをそのまま伝える人間特有の肩のすくめ方だった。「おじいさんが亡くなったんだって。北海道で葬式とか色々あって、それでずっと来られなかったって。やっと戻ってきたらしい」
「それは気の毒に」
「まあな」次郎はそれ以上深入りせず、あっさりと言い、まったく別の話題へと移っていく——また食堂のメニューが変わったことへの文句だった——そして私は、その新入生のことを、頭に入ってきたのとほとんど同じ速さで手放した。
私の中には、他に占めるべき場所がいくつもあった。救助の代わりに見つけたラジオ局。まだ機能しない送信機。まだ十分に消化しきれていない、地味で不格好な失敗に満ちた屋上。
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その新入生のことを再び考えたのは、午後遅く、体育館へ向かう途中、中庭を通り過ぎながら涼の笑い声を聞いたときだった。
次郎が何か馬鹿げたことを言ったときに涼が見せる、あの礼儀正しい笑い方ではない。本物の笑い声だった——飾らず、素早く、自分でも少し驚いたように零れ出るような。
私は、そのつもりもなく足を止めた。
彼女は噴水近くの低い壁に座っていた。隣には見覚えのない男が一人。気負いのない姿勢、開けっぴろげで屈託のない顔つきで、この距離では聞き取れない何かを話している。それが何であれ、よほど効いたらしく、涼はノートで彼の腕を軽く叩き、さらに笑い声を大きくした。彼のほうは、まさにその反応を狙っていたとでもいうように笑っていた。
私は、必要以上に長く、その様子を見つめていた。
*親しいんだな、*と、その観察をどの引き出しにしまえばいいのかも決めきれないまま、頭のどこかにしまい込む。
私はまた歩き出した。
どういうわけか、足を止める前よりも、歩調が遅くなっていた。




