ゴールデンウィーク
講義のない五日間連続——私の計算では、あの病院のベッドで目を覚まして以来、最大の途切れない研究時間だ。この時間を余さず使うつもりだった。
部屋の床にノートを広げ、部品を丁寧に並べ、アンテナの手引き書は角が折れたページを開いたまま。増幅段の部分でようやく本当の進展を感じ始めたちょうど四十分後、電話が鳴った。
「登山に行くぞ」次郎は挨拶も前置きもなく言った。
「行かない」
「ゴールデンウィークだぞ。五日間、部屋にこもって謎めいてるわけにはいかないだろ」
「予定がある」
「お前の予定は*悲しい*んだよ、湊。配線に関わる予定だろ」わざとらしい間。「涼も来るぞ」
ノートを整理する手が止まる。
「……いつ出発する」
「それで効くと思ったよ」聞くに堪えないほど得意げな声だった。「土曜、朝早く。ああ、それと——佳奈恵も来る」
私はしばらくその言葉と向き合い、すでに会話全体を後悔し始めていた。
「これは後悔してる」
「もう遅い、声でイエスって言っただろ」
---
登山口は、土曜の朝、リュックと日焼け止めの混沌としていた。次郎は「登山隊形」なるものにグループを再編成しようとしていたが、誰も従わなかった。晶とヒロと颯太に加え、涼——袖をまくり、髪を結び、次郎の何かの言葉にもう笑っている——と、佳奈恵が、山に対しても何でも変わらない、あの労なくして完璧な装いで加わっていた。
彼女はほとんどすぐに私の隣に並んだ。五十メートルも歩かないうちにバッグからおにぎりを差し出し、ここから見える星の種類を尋ね、次郎がすでに詳しく報告したらしい私のバスケの足さばきを、優しくからかってきた。
私はすべてに丁寧に答えた。あまり深く考えなかった。
少し後になって、涼がいつもより静かになっていることに気づいた——動揺しているというより、少し引っ込んでいるというべきか。いつも私の隣に自然と寄ってくるはずが、今は晶と数歩後ろを歩いている。理由が分からなかったが、佳奈恵が何か言って身を寄せ、私がそれに笑った瞬間、涼が半瞬だけそちらを見ているのに気づいた。
*妙だな、*とその引き出しがどこか分からないまま、頭の中にしまっておく。
佳奈恵も気づいていた——彼女がその同じ半瞬を捉え、自分の引き出しにしまうのを私は見た——そして二回目の休憩あたりで、私は特に考えもせず、誰にでもするように涼に水筒を渡した。涼の靴紐がほどけていたので、彼女が気づく前に私が屈んで結んだ。その瞬間、佳奈恵の表情に何かが動いた。静かで、内密な、仮説が裏付けられていくような。
*なるほど、それが競争相手というわけね、*と彼女が思っているのを私は想像する。口には出さなかったが。
引くつもりもないようだった。むしろ、少し前のめりになった。
---
岩がちな区間は、山の三分の二あたりで現れた。足元が崩れやすく、佳奈恵の足が滑る音を、見る前に聞いた——鋭い声、砂利の音、そして彼女は倒れ込み、膝を岩に強く打ちつけた。手を離すと血が滲んでいた。擦り傷にしては多すぎる量が、膝のすぐ下の切り傷から溢れ出していた。
「動かせるか」私はすでに膝をつき、リュックから救急セットを取り出しながら尋ねた。
彼女は試みたが、動かした瞬間、顔が強張った。「動く。ただ……思ったよりずっと痛い」
「引き返そう」次郎が即座に言い、頂上を見上げる目には本当の未練があったが、迷いはなかった。
「駄目」私が傷口にガーゼを当て、彼女が息を詰めた瞬間にも、佳奈恵の顎に力が入る。「みんなは先に行って。私はここで待つから、大丈夫」
「血を出してるお前をここに置いていくわけないだろ」次郎はまるで侮辱されたかのように言った。
一悶着あった——颯太は分かれて進む案を出し、晶は安全上の理由で却下し、ヒロはすでに追加の包帯を探し始めていた——その間ずっと、佳奈恵は自分で歩けると主張し続けたが、その説得力は回を追うごとに目に見えて薄れていった。
私は出血が止まるくらいきつく傷を巻き終え、彼女をきちんと見た。
「これで歩くのは無理だ。頂上までは、少なくとも」
「置いていかない、それに、その膝で歩かせもしない。もしキャンプ地まで近ければ、私が背負う。近くなければ、引き返す」
私はリュックを外し、次郎に渡し、振り返った。
「乗って」
佳奈恵は固まった。「……え?」
「背負うよ。ここから先は下るより負ぶって進んだほうが安全だし、その傷を歩いて刺激すればまた開く」
彼女は目に見えて赤くなり、これが本当に起きているのか確認するように他の皆を見た。「そこまでしなくても——」
「そこまでしなくても大丈夫」ほとんど同じ瞬間に、涼が静かに、どちらの顔も見ずに言った。
「彼女は出血してる」私は単純に言った。私にとってはそれが単純な事実だったから。「一番負担が少ない方法だ」
佳奈恵は膝をかばいながら乗り、腕を私の肩に回した。その心臓が、シャツ越しに感じ取れるほど速く打っているのが分かった。
*思ったより体重が軽い、*と歩幅を調整しながら考える。*バランス位置を再計算。傾斜に合わせて速度を調整。負傷した脚を揺らさないように。*
二十分後、振り返って見た佳奈恵の顔にまだ残る赤みからすると、彼女はこれよりずっと戦術的でないことを考えているようだった。
---
日暮れまで一時間ほど残してキャンプ地に着き、グループはほとんど瞬時に自然な役割へと散っていった。次郎は説明書というより情熱だけでテントを立てようとし、ヒロがその背後で黙々と作り直していく。颯太は林に消えては薪を抱えて戻ってくることを繰り返す。晶は明らかに慣れた様子で落ち着いて食事の準備を仕切る。涼は散らばった道具を秩序立てて整理していく。
佳奈恵は近くの平たい岩に座り、脚を高く上げ、包帯が肌に鮮やかに白く映える中、役に立つことに慣れた人間が、今回だけはそれができずにいる特有の苛立ちを漂わせていた。
私は颯太が集めてきた薪を長さごとに分け始めた。
「なんで長さで分けてるの?」颯太が本気で困惑した様子で尋ねた。
「効率的な燃焼には段階的な燃料が必要だ——最初は小さな焚き付け、次に中くらい、そして安定した熾火の層ができてから大きな薪。無作為に積むと、通気の悪さで燃焼の半分が無駄になる」
次郎は私を見つめた。「焚き火だぞ、湊。宇宙船じゃない」
「燃焼効率は屋外だからといって変わらない」
彼は私のことを*疲れる*と何かつぶやき、テントの杭作業に戻って失敗を続けた。彼が間違っているとは思わない。ただ、何が問題なのか私には分からない。
その最中、ふと立ち上がって、自分たちがいる場所を——最近きちんと見ることを許していなかったものを——本当に見た。山は街の灯りよりずっと高い位置にあり、地平線は東京の屋根並みでは絶対に得られないほど澄んでいた。この計画を寝室の狭い机で始めて以来、初めて得られる開けた視界だった。
*標高。干渉の低減。少なくとも三方向で開けた空。*
半ば習慣で、半ば計画で、電話を取り出し、思考を失う前に一行だけノートに書き留めた。*山の標高——送信拠点として有望。要再検討。*
電話をしまい、薪の仕分けに戻ったが、その考えはその晩ずっと、頭の奥で静かに、辛抱強く——良いアイデアが普段そうであるように——灯り続けていた。
---
火が——次郎の抗議を押し切って正しく効率的に——灯ると、キャンプ地全体が柔らかく黄金色に染まり、グループは食事が済み、他に行くところもない者同士が自然と落ち着くあの、緩くまとまりのない会話に沈んでいった。
「もし宇宙人が地球に来たら」颯太が脈絡もなく宣言する。ノートはすでにバッグから半分出ている。「絶対、人間のふりをすると思うんだよね。溶け込んで。俺たちの中で暮らす」
私は水をゆっくりと飲んだ。
「なぜ」できるだけ平静に尋ねる。
「だって、明らかだろ」颯太は自明のことのように言う。「いきなり宇宙船の人間みたいな見た目で現れたりしないだろ。まず観察したいはずだ。情報を集める」
*この男は、いつか本当に私の心臓を止めることになるだろう、*と思い、何も言わず、必要以上に水を飲んだ。
「統計的にはありそうにないな」私は結局そう言った。
「それこそ宇宙人が言いそうなセリフだよ」
「……お前は映画を見すぎだ」
会話はやがて未来の話へと移っていく——次郎はごく普通の暮らし、安定した仕事、家、劇的でない何かを望んでいる。涼は少し照れながら、いつか自分の店を持てたらと話す。ピザ・ハウスのような、小さくて温かい、でも自分だけの店を。佳奈恵は家族の期待について、自分でも完全には納得していない様子で語る。
「お前は?」やがてヒロが尋ね、私にうなずいてみせる。
私は長い間、火を見つめた。
本当の答えは、あの病院のベッドで目を覚ました瞬間から変わっていない——*家に帰りたい。*ただ、ここ数か月の間に、その答えには私が望んでもいない、この輪の誰にも説明できない複雑さがまとわりついていた。
「まだ分からない」私はそう言った。それは、久しぶりに、ほとんど完全に本当のことだった。
---
しばらくして、キャンプ地の端で涼を見つけた。彼女は理由の分からないまま懐中電灯で林の際を照らしていたが、その視線の先を見て、ようやく理解した。
蜘蛛だった。客観的に見れば、控えめな大きさで、目の高さほどの枝の上でじっとしている。
「湊」彼女は動かずに、とても慎重に言った。
「何」
「あそこに何かいる」
「どこ」
彼女は無言で枝を指した。
「蜘蛛だ」私は言った。
「知ってる」
「無害だよ」
「知ってる*ってば*」二音目で声が半オクターブ上がる。彼女は一歩後ずさった。蜘蛛は——まったく気にせず、何もしていないのに——枝の上でわずかに動き、それが十分な挑発だったらしく、彼女は手近にある一番しっかりしたもの、つまり私に掴みかかった。
私は反射的に受け止め、決める前に腕が彼女を包んでいた。一瞬、どちらも動かなかった——彼女の手が私のシャツを握りしめ、私の腕が彼女の肩を抱き、佳奈恵が登りの間見せた鼓動と同じくらい速い脈が伝わってくる。ただ今回は、私自身の胸の中の何かも、その速さに合わせていた。
沈黙が半拍長く続いた。
彼女が見上げる。私が見下ろす。今まで書いたどんな任務報告書にも分類項目のない何かが、私たちの間を通り過ぎた。
それから彼女は、自分がどう立っているかに突然気づいたらしく、素早く手を離し、焚き火のほのかな橙色の光の中ですら分かるほど顔を赤らめて後ずさった。
「ごめん」
「大丈夫」
しばらく、どちらも何も言わなかった。
——佳奈恵がテントの入口にずっと立ち、一言も発さずにそれを見ていたことに、私が気づいたのは、ずっと後になってからだった。
---
火が熾火になり、ほとんどの皆がテントへ散っていった頃、彼女は私を一人捕まえた。
「本当に気づいてないんだね」問いというより、独り言に近かった。膝を抱えて座っている。
「何に」
彼女は長い間私を見つめ、その奥に何か読み取れないものを浮かべ、それからただ微笑んだ。小さく、端のほうが少し悲しい微笑みだった。
「別に」彼女は言った。
説明はなかった。私もそれ以上聞かなかった。押せば、何であれこれが余計に悪くなるだろうという直感があったからだ。
---
朝は冷たく、体が強張った状態でやってきた。次郎は地面に一晩中虐げられた体の各部位を大声で列挙し、颯太はこんな時間からすでに元気で、それがどこか、この時間には少し腹立たしいほどだった。涼はほとんどの人間が起き上がる前から朝食の準備を始め、ヒロは次郎がやはり最初は正しく組み立てられなかったテントを、黙々と解体していた。
下山前に佳奈恵の包帯を確認した。出血は止まり、傷口の端が塞がり始めていた。
「調子は」
「良くなった。痛むけど、体重をかけられる」彼女は試すように膝を曲げ、わずかに顔をしかめた。「ありがとう。昨日、背負ってくれて」
「歩いていたら傷がまた開いていた」私は言った。「あれが一番効率的な選択だった」
彼女は一瞬、本当にがっかりした様子を見せた。「その脚で歩かせたくなかったって、そう言えばよかったのに」
「それは明らかだっただろう」
「あなたには、ね、どうやら」
彼女はそれでも思わず笑い、首を振りながら、下山を始めた私の隣に並んだ。
---
下る途中、他の皆が誰が一番眠れなかったかを楽しそうに言い合っている間、私は電話を取り出し、昨夜のメモにもう一行加えた。*標高地点——できれば夏までに再訪。*
画面から顔を上げ、前を歩くグループを見た——まだ文句を言っている次郎、晶の何かに笑っている涼、誰にともなく新しい理論を語り続ける颯太、少し歩きやすくなった佳奈恵は一度振り返って、私がついてきているか確かめた。
正確に測れないほど久しぶりに、私はジェネシスのことをまったく考えていなかった。
*ここ数か月、毎日が「あとどれだけで家に帰れるか」という基準で測られていた。*
*今日、私は時間を数えることすら忘れていたことに気づいた。*
*送信機のことは、また明日でいい、*と私は思い、それを本気で思い、代わりに山を下る時間をただ楽しむことにした。




