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フェロモンに対する研究レポート  作者:


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47/50

47.原因

 そこへ、将軍さんが現れた。音も無く。気配も無いよ。驚くー。あ、虫の姿見せて貰っていない! また、今度ね。今回もちょっと深刻そうだから。


「どうしたの?」

「謝罪と詫びを」

「え? 私?」


 将軍さんが問い掛けたエルに向かった。謝罪を示す蟲人の動作をすると、話し始める。


「子供達が、賢者が学校に来てくれたと親達に話したようだ」

「ああ。それでお礼を。情報漏洩しちゃったかと思ったよ。成程ね。だから、大抵、人気の無い一人の時にこっそりお礼を言ってくれてたのか。うっかり樹人を疑っちゃう所だった」


 エルと一緒に情報漏洩では無いことにほっとする。同時に子供達の喜びと純粋さ、蟲人の義理堅さに感心もする。


「陳謝する」

「詳細が分かったから良いよー。将軍がわざわざどうも」

「学校の設備を更新する際にもっと気を付けるべきだった」

「皆、秘密だって事は知っていてくれたから大丈夫」


 そこが徹底されているのが凄い。毎回、蟲人さん達の性質には驚いてばかりだよ。しかも工事は一日もかかって無いからね。半日位? 魔法だからですまされちゃったけど、空調設備の工事だから結構かかるよね。

 ちょっと気になるのはこの情報は何処から? お礼を言う皆さんが告げ口みたいな事をする訳が無さそう。


「蝿の王より礼はまとめて行うと通達済みだ」


 王様からでしたか。引き籠りだけど全てを把握している王様ね。仕事しているんだね。あまり私と関わる事が無いから失礼だけど、意外だった。王様、細かい所までありがとうございます。

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