45.支払い
樹人の副作用は寿命に比例するらしいので、問題無いという話で締め括られた。良いのかな?
「大丈夫なの?」
「樹齢千年で一日くらいの影響が出るらしいよ」
「そこまで分かるの?」
自分達の寿命の減りまで把握しているの? 凄いな。気にしなくて良いのかね? たかが一日、されど一日だよ。
「本人達がそう言うからね」
「そうだね。後は商品化かー・・・」
「対価はがっつり貰おう!」
エルが盛り上がる事を言ってくれる。でも国として機能していないんだよね? 支払いがちょっと心配。貴重な葉っぱを貰っても、活用の仕方が分からないけど・・・。
「樹人さん達の貨幣は?」
「現物支給だね。果物とか草木」
「じゃあ、国に利益がある物にして貰って、フェロモンは飛べる人に空から撒いて貰う?」
やっぱりかー。個人では蟲人さん達に養って貰っているので充分です。
「そうしようか。撒くのは鳥人系の誰かに頼もうか?」
「うーん。もしくは樹人さん達に自分で撒いて貰う?」
働き者の蟲人さん達には行って貰えないんだった。それならばと言ってみた。
「それもありだね。勝手が分かっている自分自身で行うのが良いね。そうしよう。けど、その分安くなっちゃうけど良い?」
「元手掛かって無いから」
「それもそうか。その方向で進めるね」
「よろしくね」
普通に毎日、規則正しく健康的な生活を送っているだけだしね。商品になる物が勝手に出来ているだけで幸運です。働かなくても生きていける。そうなると、何かしないとという気になるよね。別に誰も気にしていないんだろうけどさ。将軍さんも異論は無いようです。




