表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フェロモンに対する研究レポート  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/50

42.拡散

 早速、振り撒いています。見えないし、感じませんが。


「エル!」

「うわー。思ったよりいるね。あんまり動きが激しい人は、将軍お願いね」

「承知」


 蟲人さん達が怪しいと思った所から出るわ、出るわ。人に対して、失礼だけどいきなりにょきっと動かれると驚く。蟲人さん達とは逆に、良く寝たーという伸びを大小様々な樹人さん達がすると壮観だ。小さいお花の樹人さん達は可愛いんだけど、樹齢何百年という人達は大きさから一つの動きでもとんでもない。


「続々、起きてくるね」

「うわっ。これも、こっちも! そっちも、あれもかー」


 エルが呆れきって、将軍は驚いている。蟲人さん達の察知能力流石です。でも、これだけ隠れているって・・・。ここは蟲人さん達の国だよね?


「国の境は何処なの?」

「うーん? あの辺?」

「あの辺り位だ」

「これまたざっくりだね」

「国境あって無いようなものだから」

「え? 無いの?」


 曖昧な言葉に、感想を述べると驚いた。


「樹人の国は境が決め辛いんだよね。国としてあんまり機能していないし、樹人の代表も不明なんだよね」

「左様」

「大丈夫なの?」

「樹人のモットーは『生きれる所で生きる』だからさ」

「でも樹人さん達は一応、国と言われる場所にまとまっているんだよね?」

「多分?」

「え? それも分かんないの?」

「早々、国の中心部へは行けないし、行かないかな」

「辿り着けないの?」

「招かれないとね」

「招く誰かがいるの?」

「推測だけどね。それが一人なのか、複数人なのかも不明ー」


 謎が多い国だね。けど、このまま起こして回っちゃって良いんだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ