36.他の人には
研究要素が増えたよ。女王蜂さんは喜ぶだろうなー。樹人さんも参加するようになるのかな? それはそれで問題が出そうだけど。樹人さんと蟲人さんはある程度距離があった方が上手くいくらしい。大元になっているものが影響する人達も多いとのこと。獣人さん達も肉食系と草食系は、距離を保った方が良い人達も一定数はいるようだ。
「他にフェロモンが効きそうな人達はいる?」
後から後から、フェロモンが効いた人達が押し掛けてくると困るので聞いてみる。
「片っ端から試してみるしかないね。まだフェロモンの事をよく分かっていないからなー。でも獣人は大丈夫そうって事は救いだね」
「トッド君に感謝だね。魚人さん達もいるんだっけ。水の中ではフェロモンを嗅ぎ取るの無理かなと思うんだけど」
「確かにね。後は細かく分ければキリが無いけど、大まかな分類では大丈夫そうだね」
獣人さん達は一番人数が多いらしい。今の所は、蟲人の国にいる獣人さん達に効いたという話は無いのが救いだ。完全に安心は出来ないけどね。
「良かった。フェロモンを使った商品は開発してっても良いかな? 私の稼ぎがかかっているんだけど」
「あはは。ゆうは稼ぐ事を気にしすぎだよ」
「そうは言っても、無職で引き籠っているのはちょっとね」
「気にしないでゆっくりしててもいいのに」
エルにも、将軍さんにも気にするなとは言って貰っているけど、自分で稼いで来た身としては居た堪れない。
「いや、その方が良いならそうするよ」
「ありがとう。ちょっと会議するから、結論が出るまで待ってて貰うと思う」




