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フェロモンに対する研究レポート  作者:


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30/50

30.勉強

 まずは生活していく上で必須な事から。次にこの国の事、周辺国。種族についても。


「研究はいつするの!?」

「今、してるよー」


 エル、軽いよ。片手を振り振り女王蜂さんへ帰している。

 あ、寝ちゃった。座って授業受けていたから、掛け声は無しです。


「え? あれ?」


 トッド君の反応が新鮮です。働き蜂さんは起きてる。そんな働き蜂さんは驚きと、感心です。高濃度のフェロモンを実感するのは難しいらしく、目が覚めて熟睡できたという感覚しかないらしい。だからそれを目の当たりにする事なんて、早々無いですからね。エルの魔法の凄さよ。


「トッド君。これは秘密にしておいて欲しいんだけどさ。私のフェロモンの効果はこんな感じなんだけど、トッド君は何か感じる?」

「おいら? うーん・・・」


 真剣に考えつつ顔を少し上げ、鼻を上向きになる様にすると匂いを感じ取っているようだった。


「どう?」

「分かんないや」


 しょんぼりしたトッド君に申し訳ないけど、もう少し聞かせてね。


「そっか。女王蜂さんか寝る前も後も変わらない感じ?」

「うん」

「それなら良かった」

「いいの?」


 俯いていたトッド君の顔が上がる。


「蟲人さん達以外に影響が出るかどうかの検証だから、大丈夫」

「よかったー。おいら、駄目かと思っちゃった」


 安心した微笑みが癒しだよ。


「トッドの正直な感想が必要だったら、助かったよ」

「賢者にそう言って貰えて嬉しいです」


 エルには随分、畏まるね。

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