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フェロモンに対する研究レポート  作者:


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25/50

25.継続

 エルが筋金入りだと諦め気味だ。くうくう寝ている可愛らしい女王蜂さんはソファで受け止められたから良かったけど、働き蜂さんは?


「エル、働き蜂さん何処かで倒れてる?」

「あー。将軍に回収して貰おう」


 また将軍を使う私達。フェロモンを広げちゃうと困るからね。しかも働き蜂さんを私は運んで来れないと思う。エルなら魔法でちょちょいのちょいだろうけどさ。


「賢者殿」

「あ。将軍。働き蜂さんの回収もよろしく。って、早いね。お付きは一人だけ? 後、フェロモン研究は続かないはずだよね?」


 相変わらず将軍の仕事も早い。


「承知。蜂の女王が勇み足の模様」

「ああ。やっぱり。それなら、暫く継続させようか?」


 願ってもいない申し出だったのだろう。将軍がとても嬉しそうだ。


「お頼み申す」

「エ、エル?」

「大丈夫。ゆうも一緒に勉強しよう?」

「勉強?」


 おや? フェロモンの研究はもう余りすることも無いので、どうするのだろうと思っていたら違う方向だ。


「トッドも呼ぼう。歳が近い子供がいた方が女王蜂も喜ぶでしょう」

「そうなの?」

「周りが大人ばっかりだから少しずつ同年代とも交流しないと」

「それは分かる。偏らない方が良いよね」

「でしょ?」

「でもさ、トッド君って女王蜂さんより年上じゃない?」


 エルが首を傾げ、将軍も不思議そうだ。


「うーん、ん?」

「エル、女王蜂さんとトッド君の年齢って分かってる?」

「大体ね」


 小さな子の一年は大きいよ。あれ、一年は何日? そこも勉強か。必要かも。あ、今はエルの認識だ。


「エルは寿命が長いんだよね」

「まあね」

「エルから見たら私とトッド君、女王蜂さんはほぼ一緒?」

「そうなるねー」

「うん。働き蜂さんに話、聞ける?」


 将軍も私が何を疑問視しているのか分かっていないようだ。

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