表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フェロモンに対する研究レポート  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/50

22.空気

 将軍がエルだけでは無く、私にも宜しく頼むと仕事に戻ったので、私達も戻る事にする。


「ゆう、準備は良い?」

「え? どういう事?」

「続けていくよ!」


 そういう事ね。反射神経、蟲人さんに追いつけるかな・・・。まあ、やってみよう。


「うん」

「はっ」

「ほっ」

「ひっ」

「ふっ」

「へ」

「へへ」


 ちょっと、笑って検証になって無いんじゃないの? 掛け合いして遊んでいる訳じゃないの。立派な実験だから。でも女王蜂さんは動きが無い。安眠中。


「ねぇ。あんまり変わらないよ」

「そうかも。香りを薄めるって難しいね」

「目に見えないからね。しかも私達は感知出来ないし・・・」


 二人で悩む。薄めるのは加減がね。液体を薄めるのは分かり易いけど、香りはフェロモンが入っていない空気を混ぜる。少しでもフェロモンが入っていると寝ちゃうと。能力高いのも考え物だね。


「魔法で薄めるのは諦めようかな」

「うん。どうするの?」

「ゆうは常時消臭ね」

「・・・はーい」


 フェロモンを抑えるためだからね。


「フェロモンは物理的に薄めます。種類豊富に」

「え?」

「原始的にゆうの側の空気」

「空気・・・」


 空気、売りますか。


「お風呂の残り湯も危険かも」

「お湯」

「食べた後の食器とか」

「それもう、ストーカだよ」

「でも、フェロモンが何に含まれているか分かってないよね?」

「確かに。汗が有力だけど。涙もあるかー。嗅いで貰うの?」

「そうなるね」

「そうなるかー。気が進まないけど・・・」

「最初だけだから」

「うん。私の安定した生活のためにやるよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ