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フェロモンに対する研究レポート  作者:


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14/50

14.肩書

「エルはこっちでは何してるの?」

「なんの仕事しているかってこと?」


 いきなり雲行きが怪しい。エルがすっとぼけた顔をして聞き返してくる。凄いね、そんな表情でも輝かんばかりの顔だよ。あ、その画面効果みたいなキラキラも、どうなっているのか聞こうと思ってたんだった。


「賢者って仕事なの? 肩書かなーって・・・」

「そうだね。・・・無職? いや・・・フリーター・・・」

「ええー・・・。大丈夫なの? 生活できてる?」

「それは大丈夫! 出来てる、出来てる」


 軽い。私が稼ぐしかないか。フェロモンで何か商売になるかな? 安眠保証の○○とかで売り出せば・・・。


「ゆう。悪い顔になってるよ」

「失礼な。手軽に稼ぐには、どうすればいいか考えていただけだよ」

「それ、危ない発想」

「それなら、エルが養ってくれるって言うの?」

「ああー。それは難しいかも」


 やっぱりか。


「無職なら仕方が無いよね」

「いや、貯金があるから働かなくても大丈夫なの」

「ええー・・・。本当?」

「本当、本当」

「ええー・・・。でも長生きなんでしょう?」


 老後に向けてかなり稼がないと先細りだよ。こっちでもそんな事を考えなきゃいけないなんて、世知辛い。


「どれだけ生きても余裕な位に蓄えあるから! 心配しないで」


 思うのは自由だね。勿論、私もただ養ってもらうだけなんて、対等な友人関係じゃなくなりそうだから冗談だけどさ。


「それで私が救世主になったとして、報酬は?」

「ちょっと、流さないでよ。出るよ、報酬。出すように言っておくから、ご心配なく」

「それなら、いいかな」


 言っておくって、エルは権力持ってる?

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