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小心者な悪魔  作者: はるさめ
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第四十三話

短いです…しかも進まないorz

次回ちょっと多めに更新&砂漠編終了予定。

ついでに新キャラ出す予定……ですが仕事の都合で今月は更新出来るかわかりません、ので気長にお待ち頂けると幸いです。


アイは寝起きの眠そうな表情で目を細めながらも頬擦りを返してくれた。


あーもうっ!

か、かわええ、かわえーのぉ!


思わずギューッと抱きしめながら頭を撫で撫で。

気の抜けるようなふにゃりとした笑みを浮かべ首にしがみついて擦り寄ってくるアイ。


はうっ、い、イカン!思わず抱きしめてしまったではないかっ、こんな事をしている場合ではない!

シッカリと気を引き絞めなければっ。アイが可愛いのは今に始まったことじゃないんだから、一々動揺してちゃ理性が持たないわ……今ので正気度削られたりしてないよね?………た、多分大丈夫。こんな事今までにも何度もあったしっ、だ大丈夫だよね!

それに歩き始めれば接触部分は大幅に減るし少しは落ち着きは取り戻せるハズ!

う、うん、そろそろ歩き出す時間だし、いつもよりちょっと早いけど体力回復したみたいだしもう歩き出そうかなっ、うん!


そうと決まれば膳は急げだ、アイを胸に抱いたまま立ち上がる。

急に立ち上がった私に少し驚いたようだがその瞳はキラキラと輝いていて、先程の予告無しの動作にアイはなにやら楽しみを見出だしたらしい。

歩き出さなければ、と思うのに目を輝かせるアイをもっと喜ばせたくてついつい奉仕体制に入ってしまう。


ああ、私ってほんとダメだわ……でも…だって…アイが、アイが可愛いくて…。


自己嫌悪に陥りつつも羽を使い何度か軽く急上昇したりなんかして楽しませてやる。

そうして遊ばせながら暫く進んだ後地表に降り立つと、私の首にぶらさがってハシャイでいたアイも地面に足を付けその場で何度か足踏みしたりなんかして歩く準備を整えている。


一挙手一投足を脳内フォルダにしっかり焼き付けなくちゃっ。

はうっ、そ、その動きはダメよ!

そんな……ああっ、その格好は……っ!


準備運動らしいアイの可愛いらしい動きを見逃さないように全神経を使って観察していたがどうやら体は適度に解れたらしい。キュッ、と華奢な白い指で私の小指を握り準備が完了した事を伝え、私を見上げて来るアイ。


……うむ、毎回思う事だが、準備体操から始まるこの一連の動作は何度見ても素晴らしいものだ。萌えでござる。

萌えー!と心の中で力んだ瞬間ついギュッとアイの手を握り込んでしまう。

次いで無意識に抱き着こうとする体をごまかす為にその動作を利用し、あくまで自然な動きで歩き始める。


こ、このっ!息を吐くように自然と抱きしめようとしやがって体めっ!このっ!


欲望に忠実な己の体に戦慄を覚えながら隣をチョコチョコと歩くアイに目尻が下がる。

私が見ているのに気付いてふにゃっと頬を緩ませるアイに情が高まるのを自覚しつつ先を急いだ。

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