サンタVS魔王
タイトルと違って、音場未來が主人公な件。さらにダークラがサンタ?と戦うのは最後あたり。ダークラがサンタと戦う理由はともかく、出てくるサンタが・・・?
学習合宿が予想以上に長引いてしまい、クリスマスの季節になってしまった!
ダークラ「たしか物語上は2009年の話なんだが、もう2011年になっちゃうのか。って、人類滅亡まで大体二年後くらいか?」
未來「そんなことより、オメガ一家を生き返らせたらどうなんですか?」
ダークラ「生意気だよ・・・お前・・・」
未來「そんなに怒らないでくださいよ。宝くじで大当り・・・完全なる当たりを出しますから!」
ダークラ「未來よ、なぜそんなに自信過剰なんだ?この前、数字選択式のくじが当たらないと泣きわめいていた癖に・・・」
未來「実は僕、未来予知の力を手に入れたんですよ!」
ダークラ「未来予知?」
未來「そうです!未来予知で当選番号を見通してその数字どおりにくじを選べば100%当たるわけですよ!」
それを聞いたダークラはその力がほしくなった!未来予知で当選番号がわかればいくらでも当てまくれるからだ!ナン○ーズとかロ○6とか6億円○ックとか・・・。
ダークラ「おい餓鬼、その力よこせ!!」
未來「嫌ですよ!せっかく苦労して手に入れた力なんですから!!」
ダークラ「掘られても渡さないというのか!?」
未來「はい!女装させられても拒否します!!」
ダークラ「屋上へ行こうや。久しぶりにキレちまった」
ダークラはそういうと、未來の髪の毛を無理矢理ひっぱって屋上へ連れていった!
ダークラ「そんなにやりたくないのなら奪うまで!!」
ダークラはそういうと、未來の頭を掴んで無理矢理に未来予知の力を吸い取った!
未來「ああ、ひどい!」
ダークラ「未来予知をもらうかわりに、貴様にいい力をやろう」
ダークラは未來を包帯巻きにして忌まわしい力をもたらした!なんと未來はミイラになっちゃった!
ダークラ「哀れミライはミイラになってしまいましさとさ!」
未來「なんなんですか、この体は!?」
ダークラ「お前は今日から触れた生物をミイラにしてしまうただの怪物だ!つまり、憎い奴をミイラに燃やすこともできるが、大事な家族や恋人とハグすることもできなくなるのだよ!ガハハハハ!」
ダークラは未來を嘲笑うと、どこかへ行ってしまった!
未來「未来予知の能力は・・・みんなの未来を守るために手に入れたものだったなのに。それなしても、これからどうしよう・・・」
未來は泣きたくなった。しかし、流せる涙が残っていない!
未來「うう・・・。僕の魂はすたれてしまうのだろうか・・・」
すると、シタールを持った男が現れた!
シタール弾き「カタール出身のシタール弾きであるこの俺にできることは、声すら失いし魂へレクイエムを奏でることくらいだ」
未來「カタール・・・。カタール人ならダークラの理不尽をなんとかできますか?」
シタール弾き「真田ムシに聞いてみるといい。奴なら人体のメカニズムを知っている。ミイラになってしまった魂を持ちし屍にも救いの道があるやも知れぬ」
未來「わかったよ!で、真田ムシはどこにいるんだ?」
シタール弾き「ホルモンの中にいるのではないか?真田ムシは腸から栄養をもらう生物であるがゆえ」
未來「わかったよ!」
未來はさっそくホルモンに話しかけた!今の未來はホルモン触ってじらすことができない。なぜなら、ホルモンがジャーキーになりかねないからだ。
真田ムシ「そなたは誰だ?!拙者を呼ぶとは、かなり度胸があるな」
真田ムシはホルモンを突き破って出てきた!
未來「そんな凶悪な生物じゃないだろ、サナダムシは!」
真田ムシ「問答無用!サナダムシの槍、受けてみよ!!!」
真田ムシはそう叫ぶと、ギョウチュウ〔槍のつもり〕を振り回してきた!
未來「こいつ・・・できる!?」
未來は警戒した!が、ギョウチュウのヤリは直径数ミリしかなかったので、よくわからなかった!
未來「なんだ、ただの脅しか・・・」
未來はそういうと、どこかへ行ってしまった!
真田ムシ「アハッ☆」
一方、ダークラは宝くじを買っていた!
ダークラ「この当選番号でやれば一等だ!」
ダークラが浮かれていると、不気味な顔をした男が現れた!
???「あなたはダークラ殿とお見受けいたす」
ダークラ「誰だよ?」
シメツ「我が名はシメツ。ちょっとした予知能力を持っている者です」
ダークラ「で、なにしにきたのさ?」
シメツ「ちょいとスクラッチを買いに」
シメツはそういうと、宝くじ売場をじっと見据え、独り言を言い出した!
シメツ「・・・30枚買えば元が取れるな。したから2、3枚目が大当りのようだからな・・・」
ダークラ「なに言ってるんだ?」
しばらくすると、シメツはスクラッチを30枚買った!そして、30枚全てを削ったところ、最後のほうで大当りが出た!
シメツ「おお、やはり2、3枚目だったか」
ダークラ「お前の能力もいいな!俺にくれよ!!」
すると、シメツは緊急回避でダークラから退いた!
シメツ「魔王たるものがこんな能力で小金を稼いでいたら、草陰で妖怪達が泣くでしょうな」
ダークラ「それは・・・。だが、未来予知は金儲け以外にも使えるぞ!?」
シメツ「そういう力は悪用すると時限に異常をおこすかもしれませんから、くれぐれもお気をつけを」
シメツはそう警告すると、影の中へと溶けていった・・・。
ダークラ「意味のわからんやつだな。自分も予知能力で金儲けしていたくせに。それともこの予知能力はそれとこれとは違うのか?」
ダークラは明日の当選結果を楽しみに待ちながら寝た。一方、未來は家族とろくに触れられないのでピリピリしていた。
未來「母さん、パン粉くれ」
母親「未來、こんなものばかりじゃ体を壊すよ」
未來「うるせぇ!!ミイラの体になったからには乾燥したものしか食えないんだよ!!」
普段は怒らない未來の変わりように母は悲しみを抱いていた。未來もまた、自分の粗暴な振る舞いが家族を家族を傷つけているだけだと、痛いほど感じていた。しかし、自分の力ではどうすることもできず、涙が出ないのに泣いてばかりだった。
未來「明日になれば・・・治ると願うしかない」
しかし願いもむなしく、次の日になってもミイラの体であった。一方、ダークラは宝くじの一等を確認していた。
ダークラ「うん、予知した通りの結果だ。全部当たっている、一等だ」
ダークラは未来予知によって、一発で一等を当てた。しかし、わかりきった結果だったので、たとえ一等でもそんなに喜びは感じられなかった・・・。
ダークラ「当たったのにあまり嬉しくないという・・・。やはり、最初から結果を知っているとつまらないな。試験のときはありがたい能力だろうがね」
ダークラはそういいながら宝くじを換金しに向かった!
ダークラ「娘や妻には内緒にしておくべきか」
ダークラがそういっていると、カラスが通りかかった!
カラス「バカー、バカー」
ダークラ「不吉な鳴き声だな」
ダークラはそういって自分の手を見ると、持っていたはずの宝くじがなくなっていた・・・。
カラス「バカー、バカー」
なんと、カラスが宝くじを奪いさっていたのだ!
ダークラ「あっ!俺の三億!!返せよ!!」
ダークラはカラスを追い回した!気がつくと不気味な山奥にいた。
ダークラ「くっ・・・。どこへ行った?」
すると、黒いマントをつけた謎の男がどこからともなく現れた!
????「もし、そなたが追っていたのはこのカラスだろ?」
すると、????は手からカラスを出した!カラスのクチバシには宝くじが挟まっていた!
ダークラ「あー!そいつだ!!俺の宝くじを盗んだバカカラス・・・。略してバカラスだ!!」
????「そういうな。カラスは犬や猫よりは賢いのだからな・・・」
????はそういうと、カラスの持っていた宝くじを破り捨てた!
ダークラ「あ゛ーーー!!俺の金ーーー!!!」
????「これは金に変えるための紙にすぎないだろ?」
ダークラ「きさま、一体何者なんだよ!?こんなもったいないことができるんだから、きっとすごい資産家なんだろ?」
フォルテ「我が名はフォルテ。ネーム・ゼロに仕える暗黒軍の一員・・・」
ダークラ「なに、ネーム・ゼロ?そいつは何者だ?」
フォルテ「話せば長くなる。そもそも話す気ないけどね。それより宝くじを破られた怒りはどこへ行ったんだい?」
ダークラ「あ・・・そうだった!お前、俺の三億円どうしてくれるんだよ?」
フォルテ「それなら弁償してやるよ」
フォルテはそういうと、持っていたカバンを渡した!
ダークラ「なんだよ、コレ?」
フォルテ「その中には三億円入っている」
それを聞いたダークラは耳を疑った!
ダークラ「おいおい・・・。三億円持ち歩いているって、ガチで何者なんだよ。ってか、本当にくれるのかよこの三億円・・・」
フォルテ「いらないなら返してもらっていいぞ」
ダークラ「いや、一応もらっておく。にしても、お前・・・よくこんな大金をくれる気になるな」
フォルテ「私の入っている軍では、億単位の取引が日常茶飯事なんだよ」
ダークラ「すごいな・・・。ヘルクライム78柱での取引は百万単位ばかりなのに」
フォルテ「そなたも、未来予知を我らのために使ってくれるなら入隊してもいいが?」
ダークラ「おうよ!金もらえるなら未来予知を・・・。って、なんで初対面なのに俺の力を知っている?」
フォルテ「音場未來とか言う美少年からその力を奪ったんだろ?」
ダークラ「ちょっと待て!なぜそこまで詳細を知っている!?」
すると、フォルテはカラスを撫ではじめた!
フォルテ「実はこのカラスでそなたの行動を監視していた。私は動物の言葉がわかるのでね。動物にスパイをやらせたりするんだ」
ダークラ「それはそうと、なぜカラスを好む?」
フォルテ「さっきも言ったようにカラスは賢い。そして私と同じく黒い体をしている。私と同じだ」
ダークラ「それが本当の理由か?」
フォルテ「おっと、これ以上話すと長くなるからやめておこう。だが、一つだけいいことを教えてやる。日本の山奥からヤマガラスが甦ったようだ」
ダークラ「なんだよ、そのヤミカラスって?」
フォルテ「ヤミカラスでもヤタガラスでもない。ヤマガラスだ。奴らは日本全土をゆるがすような不吉を感じると永い眠りからさめるんだ。もしかしたら、お前が未来予知の力を不当に手に入れたからかもね・・・」
ダークラ「何が起こるんだ!?」
フォルテ「さぁな。自分の予知能力で調べな」
フォルテはそういうと、山奥の闇に消えた・・・。
ダークラ「フォルテ・・・。ただ者ではなさそうだ。しかし、シメツと同じ消え方だったな」
ダークラはそういいつつ、カバンを持って自宅へ帰った。
すると、未來が立っていた!
未來「この呪い、治らないんですが・・・」
ダークラ「知らん」
未來「もう未来予知の力は差し上げますから、元の体に戻してくださいよ!」
ダークラ「ならば問う。人間が死ぬ確率は何パーセントだと思う?」
未來「人が死ぬ確率?」
ダークラ「配下はこう言っていた↓」
ディスティニー「運が悪い人は事故死する確率が高いんじゃないのか?」
リード「女性は男性より長生きするから、女性のほうが死ぬ確率は低いんじゃないのかな?」
アクア「病弱な人より、丈夫な人のほうが死ぬ確率は低いと思いますが」
ダークラ「と、言っていたが君はどうだ?」
未來「人の死ぬ確率は100パーセントですよ」
ダークラ「ほう、それはなぜかな?」
未來「たとえ事故死しなかったとしてもいずれは死ぬし、女性も男性よりは長生きしますがいずれは死にますし、体が丈夫な人でもいつかは死にます。つまり、生まれてきたものは全て死ぬということです。簡単な問題ですね」
ダークラ「そう、それが正しい。だが、老人より子供のほうが生きるとか、野菜を食べれば死なずにすむとか、デブは病気になりやすいという者がいる。しかし、健康に気をつけても死ぬときは死ぬし、若くても死ぬ。絶対に死なないということはない。不老不死という例外がないかぎりね」
未來「未来予知も人類の夢でもあり、欲望でもある。不老不死もまた・・・」
ダークラ「そうだ、不老不死についても問おう。不老不死は一見完全無敵な感じに思えるが、弱点はあると思うかな?」
未來「不老不死の弱点?」
ダークラ「ちなみに配下の意見はこんな感じ↓」
シグマ「どんなことをしても死なないんだから最強なんじゃない?」
ファイン「時を止めれば勝てるか・・・?」
フロム「根性と気合いで戦うしかないッッッ」
ダークラ「と、不老不死の存在相手に完璧に弱腰だ。君はどうだ?」
未來「不老不死でも普通に死にます。人魚の肉を食べて不老不死になった女性も最期には自殺します。自殺できるということは死という概念があるということになり、不老不死に矛盾が生じます。しかし、僕は不老不死というものはごく普通に暮らしているときに限って保障されるものだと思うんです。不老不死というのは所詮、老けずに何百年も生きることができるだけの能力だと思います。つまり特殊な不老不死でもない限り、首を斬るなり心臓を刺すなりされればあっけなく死ぬと思うんです。仮にそういったことで死ななかったとしても肉体を消滅させられれば完全に死ぬでしょう」
ダークラ「そうだ。この世に永遠は存在しない。不老不死もまた、一時しのぎにほかならない。永遠を求めれば必ず滅びる」
未來「もしかして、そういった問答で本題からそれようとした?無駄だよ!!」
ダークラ「くそぅ・・・。完璧だと思っていたが・・・。仕方ない。賠償金をやろう!」
ダークラはそういうと、カバンから100万円を取り出して未來に渡した!
未來「こんなんじゃダメですよ」
ダークラはそういわれると、未來に1000万円を渡した!
未來「これでもダメですよ」
ダークラはそういわれると、渋々と一億円を未來に渡した!
未來「金が欲しいって言っているんじゃないんです。元に戻してくれと言っているんです」
ダークラ「正直に言う。・・・すまん!!戻し方わからない!!!」
未來「え・・・えええーーー!?!?」
ダークラ「俺の呪いってのは大抵、俺では元に戻せないような奴ばかりだから別の手を使って治すしかないぞ!」
未來「冗談じゃないよ!!ダークラが治せないなら他に治せる人を紹介してよ!」
ダークラ「いることはいる。・・・サンタさんだ」
未來「サンタ・・・さん?あの人はプレゼントを子供に送る人だろ?」
ダークラ「サンタが持っている袋・・・。あの中に入るとどんな病や病気、障害をも治すという・・・」
未來「じゃあ・・・じゃあ、サンタからそれを借りれば!」
ダークラ「馬鹿をいうな。サンタは忙しいからきっと貸してはくれないぞ。と、言うことはサンタを拉致して袋をぶん取るしかないな」
未來「え・・・。でも、そんなことしたら子供たちのプレゼントは!?」
ダークラ「それは俺が子供に送る。クリスマスを粉砕するわけにはいかないからな!」
ダークラは笑いながら言った。しかし、ダークラにそんな気はなかった!袋に入れば呪いが解けるというのも嘘だった!ダークラの真の目的はサンタを拉致してプレゼントを滞らせ、クリスマスを中止にしようと考えていた!なぜなら全員がクリスマスを楽しく過ごせるようにしたかったから・・・というか、明らかにクリスマスを楽しく過ごせないような奴が大多数なので中止にすることにしたようだが・・・。
ファクト「ナレーターもその一人か?」
ナレーター「・・・消えうせろ、ボケが・・・」
そんなこんなで、未來はクリスマスの夜まで上空を見渡していた!
マヤミ「ねぇ、家でケーキ食べようよ!」
未來「ダーメだ!今の僕はパン粉しか食えない」
マヤミ「パパもなんとかしてよね?」
ダークラ「未來はサンタを待っているんだ。邪魔してはいけない」
マヤミ「サンタってみんなが寝ないとダメじゃない?」
未來「あれっ!?そういう設定あったっけ!!??」
マヤミ「あんたカナダ人のハーフなのにそんなことも知らないの!?」
そんなことを言っていると、赤い光がこちらへ向かってきた!
ダークラ「ん!?赤い光!?トナカイの赤い鼻が光っているのか!?」
ダークラが近寄るとなんとごまちゃんだった!ごまちゃんの鼻が真っ赤に腫れ上がり、光っていたのだった!
ダークラ「まぎらわしいなぁ!ってか、その光っている鼻がやけに熱いんだが・・・」
ごま「そりゃあ、太陽の光が集中してるからかもね」
ダークラ「で、何しに来たの?」
ごま「そりゃあ、この鼻が腫れた理由がお前にあるからだ!」
ダークラ「どういうことだ?」
よくみると、ごまちゃんの背後にカタールのシタール弾きがいた!
ラザン「ラザンといいます。通称はカタールのシタール弾き」
ダークラ「名前はいいから、用件を言え!」
ラザン「実はあなたが未来予知を馬鹿なことに使ったせいか、魂を鎮めていたシタールの調子が悪くなり、声を失ったはずの魂が次々と黄泉返りだしたのです」
ダークラ「魂が黄泉返る・・・?まさか、さっきのニュースは・・・」
ダークラは何気に見ていたテレビニュースを思い出した!
キャスター「臨時ニュースです。中国に三国志で有名な武将達が現れました」
すると、現場のVTRになった!
劉備「この時代は民までもが腐敗しているのか。おのれ、許さんぞ!!!」
曹操「この国はもとより、この広い世界のどこかに覇道を行こうとする者はおらんのか!?」
孫権「だれなんだ、川に不気味な色の猛毒を流し込んだのは!?あの頃の美しい川はどこへ行った!?」
すると、三国志の武将達は光り輝く聖霊的な何かに変身し、上空で戦いだした!
リポーター「すごいです!三国志の武将達が変身して戦いだしました!この光景、まるでマルチレイドのようです!」
中国市民「中国では日常茶飯事さ!」
旅行客「クリスマスにこんな最高のショーを見られるとは思いませんでした!」
キャスター「考古学者の話によりますと、三国時代の武将達はこのように変身できる力を持っており、はるか昔に蘇った始皇帝とも戦ったのではないかと言われています。この力は文明が高度に発達すると共に衰退していったのではないかと言われています」
ダークラ「なんかゲームみたいな話だな。そんなことがあってたまるかっての」
マヤミ「中国なんだからその程度じゃ驚かないよね」
そんな会話をした数時間後、ラザンの魂が黄泉返ったという話を聞いたダークラは・・・。
ダークラ「魂が黄泉返ると三国の戦士も黄泉返るわけ?」
ラザン「黄泉返るよ、普通に」
ダークラ「それって中国だけに留まらない?」
ラザン「おそらく全世界のどこかで生き返っている者は生き返っている」
すると、音速マンが音速の速さでやってきた!
音速マン「い、今起きたことをありのまま話すぜ!娘の部屋にこっそりプレゼントを置いていこうと入ったらベッドでマリーアントワネットが寝てたんだ!なにを言っているかわからないかもしれん。俺も頭がおかしくなったんじゃないのかと思ったよ。とにかく何かしらの恐怖を味わったぜ!」
ダークラ「急ぎすぎて何が言いたいんだかわからなくなったんだな。早い話がマリーアントワネットが黄泉返ったってことか」
音速マン「そうなんだよ!なんでフランスで死んだ奴が生き返るんだよ!しかも、俺の部下をオスカルとかアンドレとか呼んでるんだが大丈夫か?」
ダークラ「大丈夫だ、問題ない。しかし、漫画みたいな話だな」
すると今度はラグリアスが戦闘機に乗ってやってきた!
ラグリアス「大変だ。とんでもない奴が黄泉返った!」
ダークラ「とんでもない奴って・・・ラスプーチンか!?」
ラグリアス「ラスプーチンなんてちゃっちいものじゃねえ!もっとおそロシアな奴だ!」
ラグリアスはそういうと、口から中年の夫婦とその子供の1男4女を吐き出した!
ダークラ「きたないねぇ・・・」
ラグリアス「紹介するよ・・・グギィ。この人達はロシア最後オガァァァァァッ・・・の皇帝・ニコライ二世とそのガガガ・・・家族だ!」
ラグリアスは平然と一家の紹介をした!が、ラグリアスの顔はいつもと違って凶悪化しており、不気味な奇声をたびたび言い放った!
ダークラ「こいつらって、死んだはずじゃないのかよ?」
ラグリアス「私の父がこっそり連れ帰って私の・・・グググ・・・本来の感情を抑えるために・・・ギグァ・・・我が肉体に組み込んだんだダダダけど、ダークラのせいで体から分離しちゃったみたい・・・だ」
ダークラ「お前、その不気味な喋り方を自重できないのか?」
ラグリアス「ダメだ・・・。この一家を組み込まないと人の心が欠如しちまうもん。だって、最初から人の心ないもん。フハハハハハ!!!」
なんとラグリアスは人の心を失い、妖魔の心を取り戻してしまった!
ニコライ二世「何がなんだかわかりませんが、すいません!!あの時おとなしく銃殺されればよかったんです!」
ニコライ二世は涙目で土下座した!すると、ダークラは地べたに寝そべった!土下寝である。
ダークラ「大丈夫だ、問題ない」
ニコライ二世「え?」
ダークラ「とある聖天使が言っていた偉大なる言葉だ。助かった命を大事にして、家族と平穏に暮らすんだな!!」
ダークラはそういうと未來の元に歩み寄り、こう言った!
ダークラ「すまない未來!俺が悪かった!!」
ダークラはそういうと地面に潜った!
未來「何が言いたいんだ!?」
音速マン「まさか・・・土下寝をも上回る懺悔が存在したとは!」
マヤミ「どういうことなの!?」
音速マン「土下座、土下寝では懺悔が足りないと悟った結果、地面に埋まってしまったといえる。早い話が土下冬眠」
未來「なんですか、土下冬眠って・・・」
音速マン「おそらく君に呪いをかけたことやクリスマスを中止しようとした後悔が彼をこういうふうにしたらしい。つまり、君は魔王に勝った!
未來「何もしてないですよ、僕・・・」
未來がダークラに勝った結果、クリスマス・開催!
音速マン「いやぁ、よかったなぁ!」
音速マンとニコライ二世は帰ってしまった!
ラグリアス「全く、屑だなダークラは。恋人いないの独り身を救えなかったんだからな。かくいう自分も独り身だ。付き合ってもいいという女は同級生のあいつくらいだろうが」
マヤミ「心当たりあるんかい・・・」
マヤミがラグリアスに突っ込んでいると、未來が何かを見つけた!
未來「あっ、サンタ・・・」
未來が指差す先にはサンタクロースが!
サンタ「フォフォフォ!メリークリスマス!」
サンタは笑いながらプレゼントを民家へ投げた!
未來「あの袋があれば僕の呪いも!?」
ダークラ「未來よ、あの話は嘘だ」
未來「え?」
二人がやり取りをしていると、突然町のあちこちから爆発する音が!
ダークラ「なんだ!?クリスマスを中止にしようとする暴徒の仕業か!?」
ラグリアス「てめえが言えることじゃねぇだろ?」
サンタ「フォフォフォ!君にもプレゼントをあげよう!絶望のプレゼントをね!!」
サンタはヤバい声で叫ぶと、プレゼントを投げつけてきた!
ダークラ「避けろ!」
ダークラ達はその場を離れた!落ちてきたプレゼントは大爆発してまわりの民家を吹き飛ばした!
ダークラ「サンタじゃない!?」
サタン「まだ気がつかんのか!?俺の正体に!」
なんとサンタではなくサタンだった!
マヤミ「ねぇ、サタンってやつも魔王だったよね?」
ダークラ「実を言うと堕天使だ。堕天使は心が病んだり、闇に囚われたりした天使のことだ。だが、闇に身を染め、心はそのままの暗黒天使よりは微妙な存在だがな」
サタン「ダークラ、貴様がクリスマスを破壊するつもりがないなら俺が破壊し尽くしてやるよ!」
サタンはそういうと、エネルギー弾で隣町を木っ端みじんに吹き飛ばした!
ダークラ「てめぇ、ちったぁ自重しろ!」
サタン「ふん、カスカスカスカスカスカスカスめ!ヘタレめ!腑抜けの親バカめ!!」
ダークラ「るせぇ、お前だってどうしょうもないボンボンボンボン凡愚だろーが!!!」
マヤミ「馬鹿みたい」
ラザン「おそらくさっきの爆発で死者は出た。そしてこのシタールの効果を考えると、恐らく・・・」
するとラザンが想像していたようにオッサンのゾンビが現れた!
ゾンビ「ラグリアスェ・・・!」
ラグリアス「なんだ?」
ゾンビ「殺してやるぅーーー!!!」
ゾンビは悍ましい顔でラグリアスに襲いかかった!その際、ゾンビの背後に一瞬だけイケメン顔が見えた気がした。が、ゾンビのほうに集中していたから最初から見なかったことになったぜ!
ラグリアス「くっ!こいつは顔が怖いこと以外はたいしたことがなさすぎる!」
マヤミ「ゾンビの背後にイケメン顔・・・。それなんて妖魔討伐姫?」
未來「今の僕は顔を包帯で巻いているから違うよ!」
そんなことをしている間、ダークラはサタンと戦っていた!
ダークラ「すこ少しはやるようだな」
サタン「俺の執念はお前のステータスを超えてるんだよ!」
ダークラ「ならば、俺は体の中に眠っている闇を100パーセント覚醒させよう!」
ダークラはそういうと、体の中心に闇を集めた!闇エネルギーはサタンをも凌駕するほど強力な力を放っていた!
サタン「う、嘘だろ!?俺でさえ自分の闇エネルギーを操れるのは30パーセントだというのに!」
ダークラ「並大抵の魔界の住人および魔王でも引き出せる闇エネルギーは30パーセント。だが、俺は100パーセント引き出せる!!!」
ダークラはそういうと、サタンを上空に蹴り上げた!そして、落ちてきたサタンを下から何百回も蹴りまくった!」
ダークラ「暗黒亭凡楽奥義・獄煉鬥!!」
サタンを蹴りまくったあと、顔面に強烈なかかと落としを喰らわわせた!
サタン「うごふぁ!」
ダークラ「お前の命はあと3.16秒だ!死ね」
サタン「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぼぐぇぶぃぐぁーーー!!!」
サタンはガキみたいにダダをこねたあと、木っ端みじんに吹き飛んだ!
マヤミ「勝つには勝ったけど・・・。復旧はどうするの?」
ダークラ「復旧は俺が稼いだ賞金でなんとかすればいい。死者はソセイガで生き返らせればいい」
ラザン「ダークラ、さっきの闇を集中させる技で未来予知を忘れただろ」
ダークラ「そういや、さっきの闇エネルギーのせいで未来が予知できなくなっちゃったな」
ラザン「そのおかげか、魂の暴発は止まった。ただし、生き返った奴らはそのままだ」
ラグリアス「ちょっと待てよ!?あの家族を養えっていうのかよ!!!」
ラザン「もしもこのことが何らかの形でロシアに知られたら、神聖ラグリー帝国に危機が訪れる。辛抱するのだな」
ごま「この雪のせいでみんなに気づいてもらえなかったけど、僕の鼻はどうなるんですか?」
ラザン「寝れば治る」
未來「あの・・・僕の呪いを・・・治す方法は?」
ラザン「神丹があれば治せるだろう。神丹はサンタに頼んで君に届けさせるよ。もちろん、本物のサンタにね」
ラザンはそういうと、シタールを弾きながら雪道を歩きだした!するとマヤミがとある質問をした!
マヤミ「あの・・・。あなたは何者なんですか?サンタに物を頼んだり、病気の治しかたとか人々の哀しみを癒したりとか・・・。あなたは・・・あなたは人なんですか?」
すると、ラザンは立ち止まってこう言った!
ラザン「声を失いし魂に鎮魂歌を奏でる旅人さ・・・」
ラザンはそういうと、暗い雪道を振り返らずに歩いていった・・・。
ダークラ「ラザン・・・。俺にはわかる。お前が何者なのかが・・・」
マヤミ「わかるんなら誰なのか言ってよ!」
ダークラ「いや、忘れちまった。まだケーキ喰ってなかったからな」
ダークラはそういうと、自宅へ帰った。マヤミも父の後を追って帰っていった。ラグリアスとごまちゃんも帰った。しかし、未來だけがその場に残った!
未來「サンタ・・・。ラザン・・・。おそらく彼らは人知を越えた“何か”であることは間違いない。僕みたいに四分の一が妖魔みたいなちっぽけな存在では決して勝てない。勝てるわけがない。僕にはわかった。ラザンの力は・・・ダークラをも上回っていると」
未來は意味深な独り言を言うと、自宅へ帰った。そして、サンタからもらった神丹で呪いから解放された!一方・・・。
アントワネット「ねぇ、ケーキおかわり!」
マリー「パパ、このおばちゃん食べ過ぎ」
音速マン「ウェディングケーキ並のでかいケーキを一人で食べるとか、どういう体してるんだよアンタ」
オーストリアだけでなく、神聖ラグリー帝国でも同じことが起きていた!
ニコライ二世「日本人って人を刃物で刺すのが好きなのか?ロシアなら銃のが普通だよね?」
ラグリアス「日本人はサムライだから刃物を使ったほうが強い。ってか、俺は刃物でも銃でもなく、分泌される凶酸で跡形もなく溶かすがな。ってか、この話何回目だよ!?」
ゼブラス「それにしても、この一家よく食うねえ。妖魔より喰ってんじゃね?ってか、この話って2009年の話だろ?もう2011年になるってことは娘、成人するはずなんだが、そこんところどうなるの?」
その頃・・・。
クラウディウス2世「今度は俺が一波乱起こす番だ・・・」
今度はあの日に大事件が起きるのか!?続く!?!?
未来予知が出来たらいろんな意味で最高だけど、家族の未来が見えるようになったら逆に苦しむことになるかも。しかし、これを言ってしまうとなぜ未来がわかっていながら危機管理を怠る?と、言われてしまいそうだ。次回はクラウディウス2世が出るらしい。クラウディウス2世は聖バレンタインを処刑した奴。つまり、元凶(この日を商売に利用したお菓子会社)の元凶(聖バレンタイン)の元凶である。
ダークラ「世のモテない男は、本当の元凶に・・・気づいていないッッッ!!!」
ごま「他の殉教者の命日とは比べものにならないくらい有名だよな、なぜだろう」
クラウディウス2世「結婚禁止令、これを聞いてうかれる者もいよう。しかし、俺は“どんな奴”でも戦場に駆り出すことを忘れるな」
ごま「まぁ、そういうな・・・」




